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松本マラソンで早々に足引きずってた話

背景

松本マラソン出ようよ

台湾テン泊縦走でも聞いた言葉だが、やはり行動力がえぐい彼女氏。

マラソンは3度長野マラソンを走っているが、私個人のマラソンの感想は「あんなに辛い競技はない」

というわけでとても好きとは言えないマラソンではあるが、今までのタイムが3h12,3h13,3h17。

3h切りたい…!

ていうか、3h切ってマラソンから卒業したい…!

なんとかマラソンの呪縛から卒業するために、松本マラソンに申し込んだのであった。

初めて自分でランシュー買った※今までは父が買ってきた特売になってたサイズ合わないやつ

松本マラソンとは

コースがえぐい!のぼる!!

※故にリピート率が低いらしい…

この登り、ルートを確認すると15-20kmだった。

マラソンできついのは30-40km

匠:15ー20って1番元気やん!

そう思っていた私が愚かだったと、マラソン当日に嫌というほど思い知らされるのである…

このヤバさは松本マスターか、走った人だけがわかる

練習

いや正直頑張ったと思ってたよ?

今の生活は

  • トランポリン教室(週1-2)
  • ボルダリング(週1)
  • 土日は基本山

この生活に

  • ランニング(週1-3)

を付け加えて練習していた

仕事も楽ではなかった期間で週8運動(何度か走ってからボルダリング行った)してる日もあったので、個人的にはよくランニングに時間割いて練習していたなぁとは思っていた。

これをみても分かる通り、日数は走った。

"日数は"走った…

本番

11/12

大会当日。

一週間をかけて気温が下り坂になっていた中で、この日の朝の気温は6℃だった。

駐車場を指定の場所においてから、バス移動でスタート地点に移動する都合上、起床は4:30だった。。はやいな。。

いつもの総合体育館が大会ムード

ウォーミングアップや当日朝までの食事管理は正直過去一完璧だった。

強いて言えば、スタート前に着ているビニールかっぱを準備し忘れたことを悔いる程度。

中腹まで真っ白になった北アルプスを後ろ目に8:15分スタートを切る

0-15km

快調だった。

スタートした途端、同じブロックの選手は愚か、前のブロックの選手までほぼ全員抜き去り、時計を見るとタイムは4分/km

ペース早すぎるな…。と思いつつも、体力を使っている感じもしないので、気持ち抑え気味に相変わらず抜かし続けて走り続ける。

15kmを超えたあたりから上り坂。

集団の中で押さえながら上り坂を終える。

20kmまで来れば、もう登りはなし。

いつも通り30kmからが勝負。

…のはずだった

20-25km

足攣った

24km

その時は突然訪れる。

ハーフまではいい感じのペースで入ったと思いきや、1h34m

目標の3hを切るためには、ここで1,5h以上かかっている場合ではない。

登りはないからもってくれないか…?という希望を考えつつも、30kmからの苦痛とこの時の疲れを考えると先が思いやられた。

そして24km

右太腿を攣ってしまった。

それまで4m20s/I’mだったペースがみるみるうちに6.5m/kmまで落ちる。

足攣ってからの失速が無様

25-42.195km

痛みとの戦いだった

6min/kmを目標とするも、足攣った時の

"ピキィ"

がきてしまうととても動けない。

その度に伸ばすために止まりながら、せめてサブ4...!と自分に言い聞かせてゴールまで走った

ラスト4kmの時、本当に足が前に出ない程攣ってしまって、危うく救護班に回収されかけた

ラスト2kmは南向き。時間が経つにつれて風も強くなり、ゴールした昼前でも周りの人たちは皆歩いているような状態だった

(サブスリー付近の人たちなら歩いていないんだろうなぁと思って悔しかったりもした)

そして最後は攣ってからの目標3:45をギリギリ切れる程度のタイムでゴール

過去のワースト記録を30分下回る、無様なタイムでのゴールだった

ゴール後

泣けた

ゴール後感情とか一切ない状態でなんか泣いててびっくりした。

こんなのネパールの5200mの雪山自転車で担いで登り、死にかけながら登頂できた時ぶりだった。

まだ3年しか経ってないのか

まぁ今思うとしんどすぎてゴールできた安堵感三割と、今までと比較して時間割いて練習したのに無様な記録だった自分の情けなさ七割と言ったとこだろう。

計測チップ取ってくれる皆さんと絶対顔合わせなかった笑

救護室搬送

ゴールしたから足が復活するなんて訳はなく。

相変わらず動かない足を頑張らせることもしなかったらまぁ動けない。

足引きずってちょっと歩いたら止まってを繰り返したていたら

車椅子乗りますか??

喜んではい!と言ったらそのまま救護室に運び込まれたのであった。

攣り切った太腿とハムストリングをマッサージしてもらったが、痛みで悶絶していた…

マッサージ終わってもベッドから立てなくて、3人がかりで引っ張ってもらってなんとか救護室を後にしたとさ。

応援に行くための移動ですらえぐいしんどかった

総括

松本マラソンのしんどさは20kmまでの登りだけではない。

南向きコースの南風は身体がぶっ壊れる※マラソン終わって三日後だが右足の筋の痛みがひどい

トレーニングは距離を走る練習も複数回すべき。

打ち上げ

一番テンション上がったのはここ

うまいもの食うためだけに必死に攣っても走ってたからなぁ

大好きなケーキ屋にて残り数個のケーキを掻っ攫ってきた
ケーキ食って寝てから、いい感じの焼肉へ

美味いもん食うために、死ぬ気で走ることがマラソン一番の楽しみなのである

(もう出たくねぇ〜w)

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