南アルプス

初秋の仙丈ヶ岳

きっかけ

どうしようもなく北アルプスに行きたい

そう言って久々のラインを飛ばしてきたのは大学で一番共に行動していた同期O

行ったことがある場所とリスクも踏まえて、「五竜唐松」の一泊二日の縦走を計画したが、当日の北アルプスはあいにくの雨

相談した上で行く先を南アルプスの仙丈ヶ岳に変更したのであった

川柳荘〜北沢峠

登山口となる北沢峠は川柳荘からのバスでしかアクセスできない。

かつバスには始発と最終があるので、最大限時間を山に使える始発に乗れるように計画した。

眠い目を擦りながら無理やり起きて(僕らは前日中秋の名月ということで団子作ってお花見していた)無事始発に乗れた。

中秋の名月花見

ちなみに始発30分前に並び始めたものの、バスが五台あるうち僕らが乗れたのは五台目のギリギリの枠だった

あともう二人前にいたら60分待ちだった、、!

北沢峠で安堵した人

ガス…晴れないかな

朝一はものすごくガスに巻かれていた。

三重からきた二人は直近で冷え始めた長野の寒さを舐めていたらしく寒がっていた

初めは歩きやすい木の間を進む
紅葉は序盤が一番綺麗だったかな

小仙丈ヶ岳手前あたりまでくると、樹林を抜けて南アルプスの山々が見えてくる。

しかしこの日はあいにくのガス。

切れ間に見える景色と、それぞれで持ってきた美味いつまみ。あとは約一名美味い酒を美味い酒を楽し見ながら山頂を目指した

山頂まで一本道

11時前にさくっと到着した山頂がこれ!

ん白い!!!

雷鳥の群れがいたらしいが、タイミング悪く見逃し、僕らは上りに一匹見れた仕舞い。

待っていても一向に晴れる気配はなかったので、15分下の小屋で昼飯を取ることに

いや晴れるんかい!!

降っている途中にガスが晴れて、小屋からは山頂が綺麗に見えた

まぁ、山ってこれが普通だよね

豪華な昼飯

日帰り登山の楽しみといえば?

そう、豪華な飯である。

山の楽しみを写真、飯、山の声を聴きながら夜-早朝を過ごすことと定義づけている著者にとっては、テン泊登山より勝る点が料理しかない。

ということで、全員こだわって飯を持ってきて皆でお披露目した訳だが

いや豪華!!

二人が作ってくれたものがうますぎて、ゆっくりシチューを振る舞った自分が恥ずかしくなるほどだった

※ちなみに登る前いっさい飯の打ち合わせはしていない。皆わかっているな…

皆食べてほしい×作ってくれたの食べるの申し訳ない…がせめぎ合って、なんやかんや残り気味だったのには笑った。

ガス…まだ晴れてる…?

ご飯を食べ終わってもまだ晴れている山頂。

議論はあったものの、最終的に「晴れてるのに行かないのもったいなくない…?」という方向にまとまり、再度20分の道をカムバックして山頂へ。

終バスの時間は決まっているというのに…

そして頑張って山頂に戻ると

いや白いんかーい!

山ってやつは…。飛んだ気まぐれやろうである(n回目)

ガス…晴れた!??

再び裏切られた山頂では写真も撮らず降り始める。

降り始めてまもなく

いや晴れるんかーい

この気まぐれちゃんめ

いい感じの景色を眺めながら降ることができたので、景色の見える小仙丈ヶ岳まではかなり楽しみながら下山することができた

正面は甲斐駒ヶ岳!
右手には北岳!
振り返ったら仙丈ヶ岳!

楽しく下れましたねぇ

樹林に入ってからは消化試合だったけど、バスには余裕持って下れたし、最後にコーラも飲めたし、最高でしたとさ

おまけ

風呂上がり、Oが買って帰りたかった酒を便乗+ワイン好きの我々のために店主さんおすすめの赤ワインを購入したのだが、どちらもまた買いに行きたいほど最高だったので参考にしてほしい(忘れっぽい将来の自分が)

つるやの生ハムセットと店主おすすめのワイン
ふるさと納税のうにを寿司にして、Oがハマったきっかけの日本酒

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