Extreme Spain

Day143 決死の160km

 7/25
Burgos▶bilbao
163km
 

【日本縦断の思い出③】
北海道を走り終え函館から下北半島を走り青森に戻ってきて立ち寄った辻製麺
ここはその年のGWで東北太平洋側を縦断した時に立ち寄ったラーメン屋なのだが、実に美味だった。
日本全国旅した中で一番好きなラーメン屋は?と言われたらここだ。
 
あまりに美味しかったのでgwのときは昼とその日の夜も食べに来た。
 
そして今回行くと、ホールのお姉さんが以前もおこしになりましたか?と声をかけてくださった。
僕のことを覚えてくれていて、かつ僕の話を何度もしているんだとか。
 
世界一周終わったらまた食べに行かないとなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
朝。旦那さんのハービーと一緒に出発
 
ミシェルはお見送り
 

 
今日からスペイン語学校。頑張ってください
 

 
クッキーまでもらってしまった。本当にいたり尽せりだ。
 
反対方向だったが、カテドラルの写真をちゃんと撮りたかったので戻った。
 

 
↑よく一人でこんなポーズしたなぁ(今更)
 
 
郊外に出たところの高架下
 

 
こーいう綺麗な落書きを見ると伊坂幸太郎の重力ピエロを思い出す。
弟のはるが落書きを消す仕事をしているんだったかな
 

 
見えてきてしまった。今日は登りが多いんだ…
しかし、昨日進む予定だったのにバーガーキングで止まり、夜も楽しんでしまった。
今日頑張らなければツール・ド・フランスには間に合わない。
 

 
なんとか登って下り
 

 
また登ると、随分景色が良くなった。
というか、山の上に来たという感じ。あたりを一望できる。
 

 
そんな場所で昼飯
 

 
ひどい顔してる。めちゃめちゃ眩しかった
バーガーキングコーラ美味かったぁ
 
 
登りきった坂をまた下って行くと小さな小さな街についた。そこから自転車道が始まる
 

 
道路状況最悪とも言えるこのスペインでこれだけ整備された自転車道は素晴らしい。
 
と言っても砂利なのでなだらかな下りでもそんなに進まず。
 

 
ただ景色を楽しんだ
 

 
どうやったらこんな地層が生まれるんだろう
 

 
歯科を見ることが出来た。
鹿ってうさぎみたいに移動するんだね。驚いた
 

 
草原から頭を出す姿が愛くるしい
 

 
自転車道が終わると切り抜いた崖のあいだを進む
 

 
スペインはちゃんとトンネルがある。
オーストラリアにはひとつもなかったので結構感動
 

 
いい木陰を見つけたので休憩
 

 
横になったら気づいたら寝ていた。まだ半分以上あるぞ…
めちゃめちゃ犬に吠えられていた。
お別れを告げ、出発後なだらかなくだり
 

 
奇妙な形の崖が続く
 

 
街中で道を間違えた。間違えた地点から8kmも進んでいたが、他に道がなかったので戻るしかなかった…
 
その途中で見つけたのがこの子
 

 
飼いヤギ
もふもふしたかったが近づくと崖下に下ってしまった。残念。
 
こんなのもあった
 

 
これを書いた人は僕と同じことを考えたのかなぁ
 
 
 
登った先の小さな街にはこんなものが
 

 
アグアとは水のこと
携帯お水とか優秀かよ!!と、くんだが、のちのち飲んでみると砂の味が…
 
トイレ水の方がよっぽどうめぇや←
 

 
戻る道はひまわり畑に囲まれていた
 
場所によって全く咲いていない場所と満開の場所があった。
 
満開の場所では思わずシャッターをきりまくる
 

 
 
 
んんんよいねぇ
こんな岩もあった
 

 
なんちゃらローザと言うらしい。
僕は宇宙戦艦ヤマトを想像したよ笑
 
なんか、発射しそうじゃん?
 
 
 
お次の休憩。そろそろ時間がなくなってきた
 
このオリーブはスペインのお気に入り
昨日食べた牛タンのオリーブ漬けの味が忘れられなかったので
 

 
オリーブの水を水に合わせて塩分チャージ水を作った。なお美味しくなかった
 
こちらは美味しかったが
 

 
皿はビニール袋。
スペインハムとチーズ・トマトにレタスが入っているのにビニールって…
味よければ全てよし。みたいなところはある
 
そろそろエネルギーがきれそうだった
アップダウンや砂利を繰り返したら疲れますわ。
 
ヘロヘロで、もう間に合わないかもしれないと思いながら小さな街を過ぎたところで右からサイクリスト2人
 
ツール・ド・フランスを見終わってトレーニングにでてきたらしい。
その緩めのくだりを爆速で引っ張ってくれた。
 
というか、この国のサイクリストたちは脚がびっくりするほど強い。
すれ違う人達は、どう見ても30km/hは超えているスピードでぐんぐん坂を登っていく。
 
…おかしいんじゃないか。
多分日本人とは足そのものの作りが違うんだろう。
 
なんか違う名前つけてもいいんじゃないかな笑
 
 
 
とまぁ、そんなことを考えながらしばらく死ぬ気でついていった。
ビルバオまでの道を教えてもらった。
 
ありがとうー。でもめちゃくちゃ疲れて、ほぼ足を使い切った。
 
もう少し下った場所で
 

 
えぐい上り
 
見た途端肩を落とし、ひいひいいながら登った。
 
 
 
八時過ぎにビルバオにつくことが出来た。
この街の目的はもちろん、バルで食べること!!
 
お酒も飲みたいので、渋々宿をとる事にした
 
 
一番安い場所を選んだら中心地から遠かったが仕方ない。
しかし、ドミトリーなのにその部屋の宿泊者は僕だけ!
どうやらみんな部屋を分けてくれているようだ。受付の人も英語を話せるし、助かる。
 
たまったアカを流し、汚い服を選択し、久々に少しだけ電話をしたらあっという間に時間がなくなってしまった。
 
このあと確認すると、バルの営業時間は11:00まで
このとき15分前。
 
もう諦めて、寝ることにした
 
WiFiに溺れて夜更かし気味だったけど笑

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