雪が積もったらチャリでしょ
ちょっと良く分からない
夏はチャリ。冬もチャリ。
ただちょっと乗り方が違うだけ。
てことでね、
チャリンコ担いで乗鞍昇ってきました。
理由なんて「おもしろそうだから」で十分だとおもいませんか?
予定
チャリで乗鞍に来た人はほぼ必ず使うと言っても過言ではない三本滝レストハウス。
10月を過ぎるとここは通行止めになる。
車で行けるのはその下の乗鞍温泉郷の休暇村まで。
今回はその下の乗鞍温泉郷に車を置いて、チャリンコで畳平を目指す。
現実
決行日の天気予報がこちら
剣ヶ峰。
日中の気温-7℃。最大瞬間風速38m/s。
てんくらは当然C。
前日入りし、温泉郷の極上の温泉に使っていた著者含めた参加者三人は、11月とは思えないスピードで積もっていく雪を眺めながら、「明日は無理だな〜」などと中止を確信していた。
この温泉入れたなら来た価値あったわ〜🌞
決行
朝五時。中止を確信し、一応かけたアラームをガン無視していたが、残り二名の参加者がやってきた。
最大防寒にて黙々と準備をする前日入りの3人。
外に出てみると思ったほど寒くはなかった
行けるとわかるとテンションがぶち上がってしまうもの。
この日の参加者はそんなアンポンタンしかいなかったと著者は推測している
乗鞍雪中行軍、始動
朝5時半。進軍開始。
全然乗れるやんけ!!!
この時除雪していたおっちゃん、すれ違った車は僕らの常軌を逸した行動にさぞかし脱帽していたことであろう。
つまり天才という意味である。
ただし路面か見事なまでのアイスバーン。油断するとこうなる
休暇村からは当然除雪車も入っていない。
轍をゆこうとするも、最終的にはBCの人たちが登る道からゆくことに。
担ぎあげ開始
後輩たちにとっては初のチャリンコ担ぎあげ。今年卒業する僕と一個下の後輩が担ぎ方を伝授していく
あとは単純だが、乗れるところは乗って、乗れなかったら埋まって転けて、、を永遠と繰り返す。
著者より後輩たちの方が乗る気満々で上手かったね〜!
三本滝レストハウス
チャリ乗りたちがこぞって車を置き、畳平を目指し出発していくあの三本滝。
雪に埋まったR84の看板のおかげで、ここがエコーラインだと思い出させてくれる。
この屋根の下がちゃんとした椅子と屋根のある唯一の休憩場所だと言える。
休憩をしたら、ここからが本番
ガチラッセル
三本滝から先、トレースのひとつもない。
先頭を交代しながら膝下まで積もったフワッフワの雪をかき分けていく
時間的にも畳平は愚か、位ケ原山荘までも行くのは厳しい。
(降雪極寒の時点で分かってはいたが)
これ以上担いで行っても目標となる地点もないので、苦渋の決断でチャリは捨てていくことに。
チャリがなくて楽になったものの、ラッセルがしんどいことは変わらない。
凍りついた滝
お風呂
ザブーン(筆頭:著者※最上級生)
昼飯
折り返しは標高2000m地点にした。
特別な看板があるわけでもなんでもないが。
木の下の開けたスペースでみんなでご飯を食べた
ちなみにこのケチャップは、昨晩コンビニで買ったアメリカンドッグの分。
ハンバーガー食べるために何かを犠牲にしてしまうほどのガチさよ。
パウダーダウンヒル
帰りは行きに頑張った分のトレースがあるので比較的楽々
チャリを持ったら下るだけじゃーい!
ゲレンデはかなり斜度もある!これなら全て乗ってくだれるかもしれない!
その結果がこちら
著者はこのリプ欄を見て笑っていたので一目見ることを勧める。
こんなに贅沢にゲレンデを走れることはこの時期しかない。
後輩の評価もよく、著者自身も予想以上に楽しんで終えることが出来た。
この後の雪を眺めながら乳白色の温泉に浸かる時間も最高でした〜
総括
夏はチャリ。
冬もチャリ。
~完~
冬になったし、そろそろ自転車シーズンは終わりかなぁ。