前回の記事では、著者が

せや、チャリで宇宙いったろwww
という安直かつ異常な思い付きを実行に移すに至った経緯や、このルートの魅力をお話しした
今回はその挑戦の記録として「著者が国立公園の山々にボコボコにされる様」をお楽しみいただくと共に、前回の記事にて興味を持ったド変態の方におかれましては、挑戦の参考にしていただけると嬉しい。
目次
ルート詳細
450km・11000mUPの詳細について説明する。
15の峠を越えていく。
簡単に書いているが、その一つ一つの峠の脚への破壊力は抜群
- 高峯高原(車坂峠)
- 地蔵峠
- 毛無峠
- 万座峠(二回)
- 山田峠
- 渋峠
- 火打峠
- 三国峠
- 榛名山
- 雉子ヶ尾峠
- 碓氷峠
- 地蔵峠(三回)
ここに記載した峠の他にも、浅間サンライン・嬬恋パノラマライン・浅間白根志賀さわやか街道に切明温泉・秋山郷などアップダウンを稼ぐ場所が盛りだくさん。
後半に詳しく記載するが、鳥居峠はサイコンが高度をかなり低く計測した影響で三度も昇っているが、10000mを登る為ならば一度登れば十分。
それでは、著者が北信越の山岳地帯にボコボコにされる様をご覧あれ
上信越高原国立公園ラン peak1~3
信州大学繊維学部正門前
信州大学サイクリング部の後輩たちが後々挑戦する活動である(断定)ため、出発は当然学校前。
3時起床で山のような炭水化物をかきこみ、早朝4:00に正門前をスタート。
雨が降っていた。お先真っ暗すぎてもはや笑うしか無かった

高峯高原(車坂峠)
30kmほど「浅間サンライン」で徐々に標高を稼ぎながら高峰高原の麓「小諸」へ。
小雨の降る明け方で景色はほぼ見えず、肌寒い最初の登りとなった。


昼間のここからの展望は美しく、東海市街地を見下ろすことが出来る。
浅間山の登山口となっていたり、少し奥にある「ランプの宿」という温泉の露天風呂の景色が絶景なので、ぜひ足を運んでいただきたい。
林道
高峯高原から稜線を西に戻る。
ここは冬季閉鎖の林道。そう。400km10000mUPの挑戦をしているというのにオフロードセクションをぶち込んだ。
著者にとって、体力をセーブするためのコースを組むことよりも、「走ったら面白そうじゃね?」というコンテンツの方が断然大切らしい(他人目線)
とはいえ、ここはダートとはいえ昼間は展望のいいオフロードの中でもおすすめの道ではある。

地蔵峠
林道をぬけ、シーズン券で昨シーズン40回は優に通った「湯の丸高原スキー場」を抜けると、湯の丸高原の麓地蔵峠に到着

上田側からの登りはかなりの急勾配で、著者が日々のトレーニングで来る峠の中でも一番嫌いかもしれない。

鳥居峠
全て走り終わってから、初めに登る必要は無いと気づいたのだが、国立公園の舗装峠を制覇するため、あえてピストンで登頂

嬬恋パノラマライン
鳥居峠から嬬恋側に戻り、草津を目指しつつ白根山の麓、百名山でもある浅間山と広大なキャベツ畑を眺めることが出来る嬬恋パノラマラインをアップダウンを繰り返しながら登る

チェックポイント①
草津のセブンにて最初の休憩

上信越高原国立公園ラン peak4~7
万座峠
草津からは国道最高地点を経由する「渋峠」を超えるのだが、途中で万座温泉方面に分岐するため、先に万座方面のふたつの峠から紹介する。
白根山登山口や湯釜(現在噴火レベルにより登山禁止)への拠点でもある展望レストハウスから、466号を下り万座方面に向かう

万座温泉の外れに万座峠があるが、きちんとした峠は登山道らしく、舗装路上に峠を示す看板はなかった。


毛無峠
「秘境グンマー」の名を確固たる位置付けにしたと言っても過言ではない限界県境看板が、ここ毛無峠に存在する

「毛無」の名にふさわしく、この周辺のみ緑のない不毛の土地となる。
この峠の下には廃坑となった「小串硫黄鉱山」があり、そこから嬬恋までの道は地図上では道路が引いてあるものの、登山道すら残っていない。
人類の叡智が自然に負けた象徴に見える。

秘境と言うだけあり、そこら中に「遭難注意!」の看板が立ち並ぶ。
こんな土地の薮に入りタケノコ採取に勤しむ「猛者ハンター」の方々におかれましては、遭難だけは気をつけていただきたい。

ここから元来た道を戻り「渋峠」に戻る
渋峠
草津から長野市や新潟方面に抜ける最難関ルートとなる渋峠である。
ここは「国道最高地点」として界隈では超人気の道。
評価されるには最高標高地点であるだけのわけがなく、その展望も目を見張るものがある。
湧き出る草津の厳選や、草津市街地や荒々しい山肌を楽しむことが出来る。
長い上りながら飽きることの無いとても楽しい峠のひとつだ



少し下ったところにある渋峠ホテルでは、国道最高地点の到達証明書が¥100で購入することが出来る。
全五種のデザインに加え、到達した日付時刻を刻印してもらえる。
気に入った人は是非コレクトしてみてはいかがだろうか

山田峠
このルートを計画するまで存在も気づかなかったのだが、渋峠頂上直前にもう一つ峠がある。

この周辺は稜線で、ちょうどカール状の地形の上にあるので、北も南も一望できる。
渋峠山頂よりも個人的にはすき。

切明温泉
渋峠から北側に、千曲川沿いの盆地を下に眺めながら午後の気持ちの良い時間帯にダウンヒル。
北信州もみじわかばラインを下り、途中で東に道を変えると「志賀高原天狗原」を通過する。
この道は数ある志賀高原スキー場のゲレンデを多く通り、夏とは全く異なる景色を楽しみながら志賀高原の広さを実感した。

このギリギリ舗装することを決めたと思われる程度の林道が下りではなくアップダウンを稼がされた。予想外の登りほど精神的に疲れるものはない

中津川にたどり着けば「切明温泉」が表れる。
ここは「川を掘れば温泉が湧く」場所として有名。
スコップをレンタルして掘ることもできるが、多くの人が訪れているのですでに掘られた温泉に入ってしまうこともできる。
ちなみに男女問わず入ることができる。
が、海パンを履かないと入浴はできない。
がっかりしたそこのあなた。えっちですね。

秋山郷
切明温泉から一度急こう配を登り、再度川にたどり着くあたりが秋山郷。
ここは渓谷の紅葉が美しく、JRのポスターにも使われているほどだ。


秋でなくともこれだけの渓谷を眺めることができる。
と、いうことは秋はいったいどれほどの景色が見られるのだろうか。
やはり秋にきてみたいものだ。
チェックポイント②
秋山郷を下り切り、ついに上信越高原国立公園の芯幹部を縦断。

このあたりから暗くなり、肉体もメンタルもギリギリを攻めていくので、これまでとは打って変わって写真が少なくなる。
必然的にこの後文章だらけになる。
「読むのめんどくさいな。」という方の意見もありがたく頂戴する、著者の菩薩さながらの寛大な心遣いにより、彼らのために多彩な語彙力をもって、今後の内容を要約しておく

この素晴らしい語彙力をもってしても理解できなかった方は、著者が苦しむ様を詳細に見届けることを勧める