2019.09.14
長野県上田市→群馬県吉岡町 66.82km
事前準備
理系大学四年生の夏は忙しい。
大学院進学を目指していた僕は院試に研究の中間発表の準備。与えられた夏休みは過去四年間と比べて圧倒的に少ない(それでも北アルプス縦走したり、キャンプしたりかなりエンジョイしていた方だと思うがw)
それでもアウトドアオタクの欲を止める事なんてできるはずもなく。
教授に懇願していただいた2週間ちょっとの夏休みをフル活用して東北の奥羽山脈を縦断する計画を練っていた。
そんなわけで研究と勉強とバイトの合間時間をぬって旅の装備の準備をしていたわけである。
ホイール作成
装備の中で最も大きな問題だったのが、国内旅用のアルミロードのホイールがなかったことである。
というのも、2019年5月。三か月ほど前にダウンヒル中フロントフォークに登山靴をひっかけてしまい、吹っ飛び、地面にたたきつけられ脳震盪と背中を半分すり下ろす単独事故をしたときホイールがのスポークの多くが破断し、おじゃんになってしまったのだ
皆さんも事故には気を付けて自転車を楽しんでください...(笑)
そんなわけで、壊れたスポークとハブ、ニップルを買いなおしホイールを組んだのであった
オーバーホール
あとは違和感があったヘッドパーツのグリスアップをした。
フロントバッグ作成
フロントバッグを作成して(後日フロントバッグの記事も作成予定)
サイドバッグ作成
旅で集めたステッカーをすべて張り付けた。
旅の相棒
そして今回の旅の自転車が出来上がった
Giant TCR0
僕がロードバイクを始めたとき購入した最古参のお気に入りの一台。
レース用の上にかなり硬いバイクだが、軽く、自分好みに改造を繰り返しているので問題ない。
ただ、総走行距離が3万kmを超えていて、アルミの走行距離限界といわれている2万キロを優に超えているので、代わりのバイクも壊れる前に買わなくちゃいけないとは思っている
旅立ち
この準備は大学の研究の中間発表と同時並行で進めていた(笑)
少しでももぎ取った休みを無駄にしたくなかった僕は、研究の中間発表が終わったその日の夜、すべての研究を片付け、出発した
関東への国道17号、18号は数えきれないほど走っていて、飽きるほど景色も見ているので夜に適当に研究の疲れを吹き飛ばしながら60kmほど群馬の前橋の少し北まで移動した。
研究が忙しかったとはいえ、山に行ったり自転車で金沢に行ったりして体力もそこまで落ちていなかったのは幸いだ。
明日から、まだ見たことのない場所に行けると思うと、わくわくする。
自転車旅は何度でも僕を楽しませてくれる