北海道

【道東道央】Day4-1 最北東端、幻の温泉

羅臼

翌朝五時。

起きると家主が散らかったままのテーブルを横目に、床で生徒の答案の丸付けをしている。

地方の学校の教職員不足問題の深刻さを目の当たりにした

客人を家に残し、太陽と同時に出社する労働戦士

道の駅知床・羅臼

隣接されているお土産屋さんに北海道ご当地の唐揚げ「ザンギ」と知床名物「ホッキ」のフライハンバーガーが売っていたので、じゃんけんで勝ち取って軽めの朝食とする

こぶしで敗北した男
ホッキフライバーガー。チャレンジャー向けとのレビューだったが癖は感じなかった

日本最北東突端地

知床の最北端は道がなく、岬に行くためには山を越えるか、カヌーを使って海から到達するしかない。

もちろん、ヒグマとのエンカウントは、生息密度国内最大を誇るこの地では免れることはできないだろう。

その最東端から最も近くまで行ける舗装路を進む

海沿いを20km進む
写真端のボケが躍動感が出てお気に入り

途中唯一ある「ルサフィールドハウス」では、知床の自然環境が説明してあったり、野生動物のはく製、さらには二階の展望からは鯨が見れることもある。

https://goo.gl/maps/ocHSsFbfoLoCysAv6

1時間半ほど走ると車で行ける最東端に到着

このくらいの看板しかないが笑

夏の終わり。産卵に川を上る鮭で川は埋め尽くされている。腐敗臭がすさまじいが、同時にそうまでして産卵に来る鮭の生命力に感動した。

瀬石温泉

突端地には海岸に温泉が湧いている。

ここは干潮時しか姿を見せない(満潮時は海に沈んでしまう)かつ、入浴時期も夏季の二か月に限られる幻の温泉がある

瀬石温泉

おすすめの時間
帯お昼前後

入浴期間
7月初旬~9月中旬又は下旬

入浴時間
基本的に入浴時間は決まっておりません。
その理由として、

  1. 瀬石温泉は干潮時に温泉としての姿を現し、満潮時には海水に埋没してしまう秘湯であるという事。(※その日の天候、海の状態にもよります)
  2. 干潮時になり、海水の中から現れた温泉を毎日清掃してます。手順として、温泉の中に入ってしまった海藻などを除去し、海水を汲み出し、温泉をこすり洗いしています。その後、1~2時間をかけ温泉が岩のすき間より沸いて来るという事。
  3. 私たちの仕事の合間などをみて清掃しています。この温泉は個人管理の下にある温泉であるという事をご理解いただきたいと思います。
  4. このような理由から入浴時間については、現地に来てから、又はお電話でご確認ください。

※参考:https://rausu-konbu.com/seseki/

浴槽はコンクリで固められ、入りやすかった。

相泊温泉

もう一つすぐ隣に温泉があり、ここも同じような時期に入ることができると書いてあったが、こちらは浴槽に昆布が沈み、水温も低く、とても入れる状態ではなかった。

そこに昆布が沈んでいる

温泉のすぐ隣では羅臼名物「昆布」の養殖をしている商店があり、本場の昆布を安く買いことができる。現地の下手に商品化されていないものが好きな人にはお勧め

帰り。羅臼市街地に戻る

羅臼

純の番屋

昨年昼飯に黒ハモ丼とホッケの刺身を食べて感動したお店。仲間もいるということで再訪した

黒ハモ丼

天然の海鮮を使用しているため、ホッケは取れていなかったため食べることができなかった。その代わりに貝の刺身をじゃん負けが分け与えることにする。

負けた。

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