Day297⑴ 艱難辛苦のペンギンツアー

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ウシュアイア
0km
早朝から出かけて行かなければならない場所があった。
ペンギンツアーだ。
昨日の夕方ツアーの受付に行ったところ、現在空きがなく、早朝のキャンセルがあれば行けるとのことで早朝から港に向かったのだ。
詳細を説明しておくと、実はこのウシュアイアにペンギンツアーの会社は四社ほどある。
しかしペンギン島というペンギンがわんさか生息している島に上陸できるツアーがpiratourというツアー会社しかないのだ
僕が言った当時ツアー料金は24000円とかなりの高値だったが、インフレが続いているアルゼンチンではしょうがない値段ではある(しかし一年前の二倍…悔しい…)
それでも生で、かつ目の前でペンギンを見たい。これまでありとあらゆる野生動物を見るために奔走してきた僕にとって、このゴールウシュアイアで野生のペンギンを見ることは書かせなかったのだ
僕も当然のようにキャンセルがでて、ツアーに行けるものだと思っていた。しかしキャンセルなんて一向に出ない。それどころか、他にキャンセル待ちで待つお客さんがいるほどだ。
朝イチで行ったのに、キャンセル待ちで前にもう二人いて、その2人はあさイチのツアーで行けてしまった
僕だけ行けなかったのだ
コレは想像打にしていなくてしょげながら帰る。昨晩書いたポストカードをポストに投函したりした。
そして朝二度目のツアー。
朝入れなかったので優先して連れていってくれると約束していた
…しかし今度はキャンセルが一人も出ない。
みな家族やカップルで楽しそうにフェリーに乗り込んでいくのを、もう何度目か分からないほど飲んだツアーオフィスのココアを飲みながら見送った。
昼の便もあり、それにもキャンセル待ちで行ったが、誰1人キャンセルが出ることなく、無駄骨に終わった
何故ここまでついていないんだ…ゴールしたご褒美くらいあってもいいじゃないか…とさすがに心が参ってくるが、よく考えるとクリスマスのハイシーズン。予約してない無計画な旅人にそうそうチャンスが巡ってくるタイミングではなかった。
ラスト1回。3時発の便にかけて、それまでの時間お土産を買ったり、明日に控えたフライトの梱包の準備をした。
都市というだけあってかなり栄えているが、特にサン・マルティン通りは人並みもお店も常に賑わっている印象を受けた。まずどこに行くか困ったらとりあえずここに来るとなんでもあるのでオススメだ
そしてラスト1回のチャレンジ。
これを逃せば水道橋のペンギンツアーに参加することは出来ない…
結果は…
”あなたは運がいいわ!空きが出たわよ!!”
本気でガッツポーズした。半泣きでチケットの写真を撮って、夜までかかるので夕食も港で軽く買い足して出発した
…とまぁここまで写真なしだったのだが、ここからはウシュアイアの野生動物に興奮して撮りまくった写真をひたすら見てほしい
これはペンギンではなくて海鳥。普通に勘違いした
そして次にみて回ったのが灯台のあるアザラシの住む島
海に飛び込む子供が可愛いでしょ?
海鳥とオットセイは同居していることが多かった
そして今度は人間を観光する
この島はドイツ人(?記憶が定かじゃない…)の人がやってきた先でここで1人で暮らし始めた道具が残っている。
もう100年ほど経つが、家畜を飼い、船で漁に出ていた様子がみてとれる
そして次はいよいよペンギン島へ
【続く】
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KobaTaku
登山ちゃり旅スキー等アウトドアを生業とする社会人のふりした永遠の放浪者。人と自然と動物が好き。夢は奥さんと世界中を旅すること。 【自転車世界一周夢ラン】 19482km 2018.03.04-12/30