Argentina

Day298 悪魔のイタズラ

12/27
ウシュアイア→ブエノスアイレス
11.02km
このウシュアイアでの出来事の9割がペンギンツアーに参加できたことにインパクトを持っていかれていて細かい出来事を書いていなかったので始めに紹介していこうと思います

まずイルダばあちゃんの家のコネコちゃんズ。
このちいさな黒猫が三匹イルダばあちゃんの周りで常に遊んでいて、見ているだけで和む。
そこら中毛だらけなのでネコアレルギーの方は注意
昨日丸一日ツアーに参加するためにツアー会社に通っている合間時間に町中を練り歩いていました。
①支援者様へのお手紙を書いて郵便局に送ったり。
(そういえばウシュアイアからの手紙が届いたという連絡をいただかなかったのですが、もし受け取ったという方がいらっしゃいましたらこっそり教えていただけると嬉しいです。)
②自転車屋さんとホームセンターを回って自転車を梱包するための荷物を購入したり。
結局自転車屋さんの段ボールが高かったので、町の西端のホームセンターで緩衝材を必要量の二倍購入してしまい、ひどい苦労して宿まで持ち帰ったり。
③最後のお土産屋さん巡りをしていました。
狂ったようにペンギンツアーに行きたがる人間が、一年間の旅のゴール地に選んだ場所のお土産は買わないわけがなく

料理好きにはたまらないウシュアイア&南極のペンギンたちが刻まれたエプロン。それにTシャツ。
あとは集めていたステッカーなどほかの国に比べたらはるかに多いお土産を買って残り少ない財産を散らしてきました。
出発直前まで悩んで最後に買わなくてずっと後悔しているものがこれ

背中にウシュアイアと書いてあるフリースのベスト。
お気に入りのこのカラーで、僕にあったサイズで、この背中の模様が良かったのだけど、どうしてもそのドンピシャのものが見つからなくて諦めた。
...ちょっとデザイン違って(カモメが映っていない)も買えばよかったと非常に後悔している

飛行機に乗るにあたって装備を軽くしたいのでバッグに眠っていた道具や今まで僕の水分補給を担ってくれたペットボトルたちとおさらばした。
今までありがとう

イルダばあちゃんともお別れ。
宿にいるときは毎度ご飯を食べさせてくれた。本当にお世話になりました。

飛行場までは6㎞しかない...
はずだったのにmapsmeにウシュアイア空港が二つあり、間違えてヘリポートの方に始め行ってしまい間に合わないかと思ってひやひやした。

これがこの旅でそらを撮った最後の一枚
一年間本当にありがとう!
ちなみに荷台のうえの丸いのがプチプチ
苦労して11キロ運んできた
飛行場内で自転車をパッキングしているときに同じ大学のOBの方に出会って驚いた。

パッキングが終わり電光掲示板を見るとブエノスアイレス行の便の文字が
いよいよ帰国の時が近づいていると思うと感情的にならざるを得ない。

自転車とお別れ。
またねそら。また日本で。

大型荷物の多くに吸い込まれていく荷物たち。

検査も通過して搭乗直前の僕。
完全に女の子。
毎日髪を洗ってさらさらになるとこうなる。
出国を目前に控えたこのとき悲劇はまた起きる
飛行機欠航
そんなことってある?
神とかまじないの類はまったくもって信じていないここまで不運が続くとさすがに神様を疑いたくなる

一度預けたそらと荷物か2時間後に帰ってくる。
...日本つくの早いな...(現実逃避)
この列の中で13歳の女の子に告られたことだけがプラスなイベントだった
全然自分に余裕なかったからひっどい受け答えしてしまったんだろうなと思う。
今は本当に大事にしなきゃいけないことがある

見事欠航の赤
夜発の便に代わりに乗るしかなく、そのあと予約していたブエノスアイレスから成田までの便は乗れなくなった。
半泣きで予約した会社にこの件を伝えてると、乗れなかった便のキャンセル料4000円を払えば新しく便を取り直すことなく、丸一日遅い便で取り直せるらしい。
不幸中の幸いだが、この4000円はこのArgentine航空でも保証できないそう。
そんなことわかっているんだけどやりどころがない感情が苦しかった。

チャリもなくどこにも行けないので、飛行場のレストランの中で肉とビールを食べた。
ビールはうまかったけど肉は薄かったな。
やっぱり食べ物は観光地よりも現地の人の暮らしがそのまま見れるところの方が感動したし、おいしかったな、と思う。

やっと飛行機に搭乗したのが11時頃

ブエノスアイレスに到着したのは一時過ぎだった。
次の日の飛行機はブエノスアイレスを夜の9時発。一日観光することに決まったのであった。
移動手段を聞いたり、計画を立ててこの日は二階の柱の横で寝た。

-Argentina