三俣蓮華
「距離は長い。早く出て早く降ろう」
後輩Sの言葉通り、止まっている人たちの中でも比較的早めの3時頃に三俣を後にした。

さすがは北アルプスの秘境。
真っ暗で先は見えないが、闇に囲まれている分、山頂に向かって歩く人たちのヘッドライトの光が列になって見えた。
「あそこが登山道なのか」
下からわずかに見える山頂は遠くに見えたが、近づいてみると意外と短時間で真っ暗なうちに到着
黒部五郎方向への道がわからないおばちゃんがいたが、この暗闇の中では訳もない。

双六岳
稜線を歩いている間は時々ガスに撒かれることがあるものの、基本的には北アルプスのど真ん中にいることを感じられるくらいには辺りが見えていた




この稜線の途中で違うグループのチャリ部の後輩とすれ違う。僕らが去った後でも、相変わらずアクティブな奴らが集まったサークルで安心する

ここまでいい感じで晴れると思いきやの…

ガス
まぁ、山の天気ってそんなもんだよな…

下山
双六小屋、鏡平小屋をあっという間に通過。
鏡平小屋で2人がカレーとラーメンをこんなうまいもの初めて食べたと言わんばかりの表情で無言で貪っていたのを思い出す。

鏡平からの下りがまぁ長かった。
標高が下がり、じわじわと上がり続ける気温。
日焼け止めを塗らず、爆晴の稜線を歩いたために、皮膚が焼けるように痛いことに気づき後悔する後輩2人。
わさび平小屋に到着する頃には満身創痍だった。



わさび平小屋からは川沿いの林道を歩けば、新穂高まではもう少しだ

到着後著者は三キロ走って車を撮りに行き、後輩kは追加5h運転で折立にデポした車を取りいったとさ。
〜END〜