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【韓国縦断】Day1 限界輪行・夜市放浪

成田▶釜山

成田空港

梱包

朝から資材探し。

普段飛行機輪行をするなら家で飛行機ように頑丈にパッキングしてくるものの、今回は船で自転車の形のまま載せられる予定が、突如飛行機に変更。

しかも夜遅かったため、道中での買い出しをできないため、飛行場内のみで自転車が壊れないパッキングをしなければならない。

重ねて、今回はいつもの鉄の自転車ではなく、衝撃の弱さに定評のあるカーボン製の自転車を持ってきている。

朝7時。早朝から空いているあらゆるお店に「不躾で申し訳ないのですが…」の接頭語を付けながら頭を垂れてダンボールを回収する薄汚いTシャツ野郎は浮浪者との違いを探す方が難しい様であった。

緩衝材とガムテープは第2ターミナルで購入できた
貰ってきたダンボールを張り合わせ、輪行袋で包めば完成

中々限界じみた事をしたが何とかなるものだと思った。

出国

梱包終わり次第朝マックを体に注入し、受託荷物の受付開始と同時に並ぶ。

上限23kgの22.1kgで通過。測りも使わず毎回これなので相変わらず才能はあると思う。もっと役立つ才能が欲しい。

ギリちょんの突破

手荷物検査場も再チェックがかかりヒヤリとしたが、モバイルバッテリーの容量確認(そんなのあるんだ)のみで、九州に行った時のようにナイフをロストすることもなかった。

色々あったが、無事出発
さらば日本

離陸の瞬間、3年越しに海外に行けるという事実を実感し、少なからず昂揚した。

色々マイナスなことも考えたけど、やっぱり海外旅するの好きだなぁと思った瞬間でもあった。

釜山

釜山空港

入国してから検疫と入国審査を突破して(どっちもカード書き忘れてた…書くという事実すら忘れてた)自転車を受け取る。

自転車を持ってきてくれたおじさんは慌てふためいていた。

「この荷物北京行きなのに届いてるぞ、、!送り先間違えたのか、、、!??え、お前の…!?」

梱包用に使用したダンボールの内一つをゴミ置き場から持ってきたのだが、そこに北京行きのステッカーが貼ってあったらしい。そしてそのダンボールは底面の見えるところに使用していた。

かつ、発送時と上下逆さまになっており、受託時に貼ったラベルに気づかなかったようだ。

スタッフの方々ご迷惑おかけしました。

小便器のど真ん中にハエ。狙いたくなるわな。

「組み立てる場所ある?」という英語すら通じなくて、日本語で話してもらうという恥を書きながら何とか出発。

出た途端から右側走行にハングル文字が読めないという事実だけでテンションが上がる。これが一年海外放浪していたやつの価値観である。

いてきます

釜山市街

今回の目的は韓国縦断。

選んだ理由は全土縦断サイクリングロードがあるから。

そのスタート地点が見つからずにぶらぶらしていたら地元に住むseomlnjeongが案内してくれた

ありがてぇ

これは案内してもらわないと見つからないような場所にあった。

有難いことにめちゃくちゃ泊まっていかないか?と勧誘してくださったが、宿を取ってしまっていたのと、釜山市街の観光もしたかったので泣く泣く断った。

これが一年放浪期間中だったら、間違いなく泊めてもらっていた。初日から嬉しい限りだ

釜山駅前と宿に到着

富平カントン市場

釜山駅から南に3kmの場所がチャガルチという場所になるのだが、釜山の中心街と言っていい。

大きくわけて3つの見所があるが、今晩はうちひとつの大きな夜一を観光する。

右上が釜山駅や博多からのフェリーが着く港。左下が繁華街

夜市なんて、初海外台湾でチャリ部の仲間たちとビール片手に市場のものジャンして食いまくった時以来だ。胸が高鳴る

トッポギに薄焼きの餃子、スイカのジュースと片っ端から色んなもの食べた。

この釜山という町、観光業が発展していない訳では無いと思うのだが、思ったより全然英語が通じない。ので、電話しながら韓国語教えて貰いながら市場を練り歩いた。とてもためになったし、ひとりで回ってないみたいでとても楽しかった。

土曜ということもあり、かなりの人で賑わっていた。

ウォンウェイゲストハウス

宿に戻ってから部屋の人たちと、日本やオーストラリアのコアなオススメの場所について語り合った。

そうだ。こういう時間が好きなんだよなぁ。

そう思える、海外が好きな自分を思い出した盛りだくさんの1日だった。最高のスタートだ

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