帯広で豚丼を食べた後、体力の残りかすで市街地を脱出した。
この日の移動距離も長いので日が顔をのぞかせた時間に目覚める
朝日が顔をのぞかせて間もない時間の北海道。寒さが身に染みる。今日はまず故郷のライバルに会いに行く。決してポケモンのゲームをしているわけではない。
池田町
国内には三つの池田町が存在する。
岐阜県池田町。長野県池田町。そして北海道池田町。
今日はこの我が故郷のライバルに直接おもむき、どちらが魅力的な池田町か、視察にやってきた。
どっちが本物の池田町か、勝負してやろうじゃねーか!
特産品・観光
町に入って242号沿いは一面畑の中を進む。北海道の池田町は「ワインの町」として名をはせているだけあり、山の裾にブドウ畑がそこら中に広がっていた。
さらに中心街へ行けば、通称「ワイン城」と呼ばれるワイン工場のツアーに参加することができる。コンサートなどこじゃれた催しがあったり、このワイナリーそのものが中世の城を模していたりと、特産品を見事に観光へ昇華させている。
我が池田町も「花とハーブの里」と称しているが、それを活かした観光地はいいところ道の駅くらいだろうか。
この地の強みを何とか観光に活かせないものだろうか。。などと、最近有川浩さんの「県庁おもてなし課」を読んでから強く思うようになった。
特産品に関しては「勝ち」を譲ってやろうじゃねーか...!
町役場
...なんでこんな写真しか撮ってないの??
公共交通機関
駅が..あるっ...!!
我が池田町はその昔、田や畑を潰さないため、鉄道を通さなかった。当然、人の往来に関係してくるだろう。
この池田町勝負、(ワインの知名度の時点でわかっていたが)北海道の圧勝で幕を閉じた。
町としての強みも似たようなものがあることから、観光の観点から我が池田町も学べることは多いと思う。
何なら、景色や山を活かした活動はアウトドア界隈では非常に輝くものを持っているし、少なくとも北海道の池田町には劣っていないと断言できる。
旅の経験を生かして観光発展にかかわる仕事ができたらなんて楽しいだろうか。と思ったのは就活が終わってしばらくたった頃だった。
いずれは,,,ね
阿寒国立公園
セイコーマートで補給を済ませたら、山に突入していく。
足寄町から東へ進むと登坂が始まる。
早朝とは打って変わった猛暑の中、パンクにも苦しめられつつ登っていく
斜度はないものの50km近く続くこの登りを、紅葉に見守られながらこなす。
241号頂上から寄り道をし、阿寒富士のふもと「オンネトー」へ
オンネトー
阿寒富士・雌阿寒のふもと、紅葉に囲まれた森の中に位置する湖。紅葉・湖・阿寒岳のこの景色を見るために、はるばる追加でもう一山超えてやってきたのだ。
既に日が傾き、影が伸びてきた。
休みが限られている都合上、今日中にもう一山超えなければならない。
獣あふれるこの道東で、楽しい楽しいナイトランの始まりだ、、、!