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ドンムアン空港(バンコク)→カトマンズ
空港で荷物を受け取ってからすぐにチェックインを済ませてしまった。自転車がある日本人なんて時間がかかることが分かりきってるし、そもそも30kgの鉄塊を持ち運びたくない
簡単にパッキングを再補強して預け直す。壁に立てかけると5kgも軽くなって笑ってしまった。
時間こそ少しかかったが特に問題なくチェックインを済ませる。
カトマンズに着くのがタイ時間で4時になるのでもう少し何か食べておこうと思ったが、空港のハンバーガーが高すぎて諦めた。
ワッパーが¥1000もするのはさすが空港といったところか
出国審査も問題なく突破。
普段と違ったことはおでこの体温を測られたくらいだった。あとはカトマンズの入国さえ乗り越えれば一安心だ
バンコクへのフライトの反省を活かしてイヤホンと本を持参。搭乗口で500円でチキンライスを食べれたので軽く腹ごしらえ
LCCは基本搭乗口までバスで行くらしい。航空会社専用のバスに連れられて飛行機まで。
僕のスペースを侵略していたからなんとかおさまっていたものの僕も大きかったらさぞ苦しかったことだろう
機内食はバンコクのフライトよりも豪華。水があるだけで随分ありがたい
隣に座っていたデンマーク人のジャスパーと話した。彼は友達に会うため三ヶ月ネパールで過ごすと言っていた。
自転車で走ると言ったら少なからず驚いていたから普通ではないんだろうな。
そんな彼は機内でかなり自由に過ごしていて、気づいたら後ろの席に異動して横になっていた。右隣の人も同様で結局フライトの半分ほどは3つの席を独り占め出来たとさ。
寝たり本を読んだり考え事をしていると気づいたら外には、アンデスの山々が。これにはワクワクせずにはいられない
また冒険が始まるんだと眠っていた好奇心が呼び覚まされる感覚を覚えた。
ランディングして毎回同様バスで飛行場まで移動してから重大なことに気づく
パスポートを忘れた…?
これは顔面蒼白必至で慌てて飛行機に戻ろうとしたら従業員に止められた。当然だがテンパっていた。
なにせパスポートを手放すなんて海外旅行で絶対やっては行けないミスのひとつだろう。世界一周中だってやった事もない初心者ミスをこんな所でやらかしたのだからたまったもんじゃない。
今回はついていて、座席を探してもらったら無事でてきた。
無くなることだって充分有り得たミスだ。
深く反省した
入国するとまずほとんどの人達はここでビザを取得する
入って右手にこのような機会がズラリと並んでいるのでここで手順に沿って入力するだけ。ビザは15日、30日、90日のどれかで選べる。
入力を手伝ってくれたお姉さんの笑顔が素敵すぎた。パスポートのミスはこの瞬間忘れ去った()
それから入場してすぐ左手のこの受付に、先程機械からでてきた紙とお金を持っていく。
ちなみに30日のビザは5700円でどの国の金貨でも払うことが出来る。
後の祭りなのだが、ネパールは入国前に現金で沢山持ってきた方がいいと感じた。これはカードでは払えないから要注意だ。
体温チェックやイミグレも難なく突破し無事入国。
あれだけ心配していたのはなんだったんだろうか
動かないネパールアシモくんがお出迎え。
目指すアンナプルナの山々の写真には心踊らされた
空港出口で自転車を組み立てる。
するとドライバーの人達が山のようにやってくる。この何度も経験した感覚も呼び覚まされて実に楽しい。
色々話していると日本人はあまり来ないよ〜と言う割には日本語達者な人がちらほらいる。
理由は様々だが、つい20年ほど前は山と大麻目的で多くの日本人が来ていたようだ。
自撮り下手くそすぎて申し訳ないが、みんな愉快なドライバーさんたち。
特に真ん中の人はドライバー兼mountain backpackerという宿と旅行会社の社長さんで粋な計らいでこの後のポカラ行きのバスとホテルを格安でとらせてもらった。
バイ菌扱いされると思って入国したのに何だこの神対応は。
素晴らしい人が沢山で本当に来てよかったと思った。
SimカードはNcellというキャリアのものを買った。
この国にはここと、もうひとつしかメインのキャリアは存在しないが、プリペイドSiMで多くの場所で購入出来てかつ山岳地帯含めた広範囲で使えるのがこのNcellだった。
このSiMが現金でしか買えなくて引き下ろしに困った。何せどこのatmも手数料で500円取られるんだからたまったもんじゃない。
ちなみにネパールの通貨”ルピー”は非常に計算しやすい。
1円=1ルピーだから。
ここまでわかりやすい国は初めてだな
ちょっとエンド曲がった気がする…
タイヤとフレームが干渉する…
なんとか治したし、この程度のアクシデントまぁ慣れっこなので割と誤差範囲。慣れたものだと我ながら思う
16:30と遅くなったけどネパールツーリングスタートです
【続く】