Chile

Day280 パタゴニアの峠

12/9
ベルトラント湖→コクラン20km南
86.3km

快晴

昨日の焚き火痕を見て、自然を見ながらぼんやりと考え事ができた言いよるだったと思い出す。
近くに住む人に怒鳴られた気がして驚いたが、僕のことではなく、どうやら放牧していた羊に怒鳴っていたようで安心した

出発

数日前から現れた紫色の花の咲き乱れる街道を進む
この写真はプエルトベルトナントの街の入口

プエルトベルトナントはかなりの坂を下った先にスーパーがあった。
車のおもちゃで遊ぶ子供に出迎えられた。
ケチャップとソーセージを軽く購入して再出発
その下の湖は綺麗な水色だった

峠を登った上からの景色
かなりお気に入りの1枚

そこから下ってこの先の川を渡った所から暴風を兼ねた激坂が始まってかなりやる気がそがれた

なんとか登り切ったと思ったら

ダラダラと登り出す。
結局下りもひとつもなく山の裾を延々とのぼりつづけることになった

途中でパタゴニアとの分岐を見つけた。ついに世界一の暴風区間パタゴニアに突入だ

坂の途中で少し一緒に走ったイザベルとフィリップ。この時は一瞬話しただけだったが、まさかあんなに沢山会うことになるとは…
この時は予想もしませんでした。
カナダから仕事の休暇をとって度をしているそう

川沿いを一瞬下ったと思ったら

また登って

登って
最後の街コクランに到着した

パン屋さん
エンパナーダが美味しいと書いてあったが、そこまで感動しなかった

買い出しをしたスーパー
疲れていたので三回くらい再入店した。
久々に話せて本当に嬉しかった

かなり買った↑

そして再出発。
ヒッチハイクバックパッカーに、どこまで行きたいんだ?と聞かれて、驚かれた
何せこの日のうちにあと30km以上進みたいと言ったもんだから。
この選択は正解だった

急いでいるのに無情にも登る

日が落ちていく

道脇の羊達は自由
柵はどうしたの??と言いたいが、牛すらフリーにあるきまわるアウストラル街道では家畜の常識も通用しない

少し早いが、完全に日が暮れてしまう前に宿を決めて朝早く出ることにした。
Ioverwonderという寝床アプリでかなりの高評価の寝床があったのだが、なかなか入口が見つからない。
なんとか、入口らしきものを見つけたが、ご覧の上り
荷物と自転車を担ぎあげて崖を登った

体を川で洗ってキャンプ

焚き火は本当にいい。見ているだけで心が癒されるような、そんな感覚になる

チーズトマトリゾットとガトーのワインをいただく。
明日明後日と100km以上進まないとオヒギンスからのフェリーに間に合わない。
この二日間は正念場になりそうだ

-Chile