Day246 激痛の虹色の山

11/5
レインボーマウンテン
夜はなかなか寝れなかった。やばい。バスは5時から5時40分の間に来ると言われていた。
ほてるまできてもらえるのが幸運。
果たして起きられるのか..
..
おきられなかった!!
起きて時計を見ると6:00
嘘だろ!?アラームもかけたのになんで気づかない!慌てて可能性にかけてコンタクトを入れて飛び出用としたその時、
"たくみー起きてるー?"
宿のおばちゃんが呼んでくれた。
どうやらバスは遅れたみたいだ。本当に助かる!
慌ててでていくと、二つ重大なことに気づいた
ひとつは髪留めを忘れたということ。
髪長すぎてうっとうしい
二つ目はトイレ行き忘れたということ
万事休すだ。
しかもバスは遅れていて、僕が乗車した時ほとんど乗っていなかったという。
なんやねん。なんで時間より遅い時もあれば、時間より早い時もあるの。わけわからん。
※三日前スタンド・バイ・ミー参照
何故か酔い止めも入っていなかったので、仕方なしにひとつぶ100円する高山病と酔い止めのスーパー役立つ薬を摂取
これで車も山も耐えられる
それにしても体は動かない
不安を抱えていたせいか、話す余裕がなかった。
でもインストラクターのだけが僕を気にしてはなしてくれた
なんと彼、英語が少し話せて、スペイン語わからない僕のために個別で英語で説明してくれた。
ほんとに助かった
そして標高4600m
途中の小さな街でご飯を食べる。
スープとご飯というシンプルなものだが、まぁ¥2000のツアーにバス往復300kmとご飯に食分ついているならこんなもんでも十分だ
なにか話さなくてはまずい!という、チャレンジの本質を考え、静まり返る中隣の人に声をかけるとフランス人カップルだった。
一ヶ月の旅行に来てるらしい
このあともであうたびにちょくちょく声をかけてくれた。
あとの話だが、途中ルートを間違え、1時間ロスしてひどい目を見たらしい
ここから登山入口まで、バスはダートを駆け抜ける
その間隣に来たマルコと話していた。
ワンピースのマルコにも似ていて、すぐ名前を覚えられた。
メキシコ出身だが、リマの大学に通っていて、3日の休みを使ってクスコ旅行している
この年度が終わったらドイツへ3ヶ月留学するんだって。
カッコイイ
というか、英語ペラペラ喋れる理由がドラマを見て勉強したといえ理由が最もかっこよかった笑
僕もドラマ見てスペイン語勉強するか..笑
着いてからは各々山頂を目指す。
山頂まで1,5h。下りは1hがタイムコースだと言われた。そして1時半に戻ってこいと。
三時間半ある。
普通なら超余裕だが、今の僕のあしはバスの階段すらまともに降りれない。這ってでも登ってやる覚悟だったが、ここで救世主
タダで木の杖を貸してくれた。
これが命の棒となることになる
マルコと一緒に登れないと判断した僕は、入口でとりあえず一緒に写真を撮り、あとは山頂で共に撮ろうぜ!と、自分の背中を押すような言葉をかけてお別れ
レインボーマウンテンは写真右側だが、背景で十分綺麗
…しかし雪を被っているのは気になる
案の定道中は常に泥びちゃだった。
雪解け水が川を作る。僕らは右側の比較的マシな道を歩くが、地元の人達は馬を引きながらドロドロのぬかるみを長靴で歩いていく
この人たちはお金を払えば乗せてくれる。
全道乗ると1500ソル(ツアー代より高い)が、値段交渉をしたり途中から乗せてもらうことも出来るらしい。
最悪これを使うか…とも心の片隅で思ったが、チャリダーがなにいうとんねん!と思ったので、当然プライドにかけて昇る
このかりた杖に全体重支えてもらって極力力が足にかからないようにする
山々の間を徐々に上るように上がる。
歩くこと1h
ここから階段が始まる…
全て行けると言っていた馬もここまで。全てって嘘じゃん。ここからが一番辛いんだし。階段が筋肉痛には1番辛い。
棒が折れるんじゃないかと思うくらいの体重をかけて登る。
途中で肩を叩かれた
振り向くと、なんとマチュピチュで一緒になったキムたち三人がいた!ローカルこそいなかったが、他はみんな。
これには元気をもらった。
後ろにレインボーマウンテンを眺めながら高台へ
駐車場から1.5h
バスの階段を下ることすらままならない僕がついに山頂に到達!
マルコと一分も変わらない時間で着いたらしい。
気づいたんだけども、僕は強くない。
みんなが強いと言ってくれるのは強いんじゃなくて、”他の人より頑張れる”んだと思う。
どんなに辛くても辛いを乗り越える精神が強いんだと思う。
限界が100パーセントなら、200パーセントまで振り絞れる。みたいな。
そんなことを思った
てっぺんではマルコや韓国のみんなとたくさん写真を撮った。普通の写真も沢山撮った。
ほんとに杖に頼るだけで登る私
下りはマルコと一緒に下った。
だけど問題は下りの方。太ももの筋肉痛にはくだりの方が効く。バスに言われた制限時間は1:30
それまでに帰らねばと爆速で帰った。
そしたらマルコに怒られた。お前早すぎだって
集合時間は2:30だったらしい。まさかの筋肉痛で心配されるやつが一番乗りしてしまった。ひまだった。
帰りのバスは寝てた。夕食は久々の食べほ。ツアー来ている時の方がqolが断然高い。
帰ってから一昨日であったローカルとご飯に行った。おすすめのピザ屋さん。
観光に来てると言うだけあって、この国最高級のピザを食べてしまったが、楽しかった。
夜は死ぬように寝た
この写真は盗まれてから頼んで、ここであったみんながくれたものです。
みんな本当にありがとう
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