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【日本縦断の思い出⑬】
山口の新鮮回転寿司屋さんなど、食べたいお店が全然タイミング合わなかったり休業中で食べれない中、広島では昼に三食食べました。
とても開店二年とは思えない味でした。
駅北の"はくしま"というお店です。
ぜひ行ってみてください。
ぶっちゃけ、元祖広島お好み焼きみっちゃん総本店より、はるかに美味しいです。
広島の汁なし坦々麺もうまいですよーー笑
"朝焼けに照らされる中、テントを出ると空には色とりどりのバルーンが浮かんでいた"
子どもの頃、よく家族で行ったキャンプのひとつにバルーンフェスタというお祭りがあった。
どこだったのかも、いつごろなのかも覚えていない。
ただ、あの時、テントを開けた瞬間見た景色だけは僕の記憶の中に鮮明に残っている。
そして、ここは彼女と絶対に行きたいキャンプの一つでもある
…
昨日気球を見ながらそんなことを思い出し、考え走っていた。
この日テントを出るとあの日と似た光景がそこには広がっていた。
お城のおまけ付きで。(動揺してひどい写真しかないけどw)
そんなバルーンたちはすぐにいなくなってしまったが、その一瞬は幼い頃の記憶と夢を思い出させてくれた
こんな贅沢な場所にとまれて良かった。
朝から肉を焼いて
牛肉どん!
エネルギーチャージは150%!
こんな景色の良いところで。
熱中症にやられた胃が量を受け付けなく、とても時間がかかり、結局出発は11:00となってしまった。
もう暑い時間、ロワーヌ川沿いを進み、ブロイスへ。
暑さにやられてだれていた所を話しかけてくれたAlain
彼によると、この橋⬆は二度の世界大戦でアメリカ軍に破壊されたものらしい。
今ある橋は40年前に作り替えられたものなんだとか。
こんな所でも戦争の痕跡を見られるんですね。
ブロイス城を見忘れたので対岸に戻った。
行き方わからず迷っていると何やらたくさんの張り紙をされた壁が。
左のカラフルな板には世界の都市への距離が書いてあった
城は高台に立っていて、城壁の入口を見つけるのに苦労した。
暑さにやられて動く気がしなかったので、暫く木陰で涼んでいた。
この街には観光用の馬車が車と共に走っていた
闘牛の時もそうだったが、この国の馬は目隠しをされていることが多い。なぜなんだろう。
馬自身で危機を察知した方が安全ではないだろうか。
それともぎゃくに危険に対して機敏でも突然の行動を取らせないようにするためだろうか。
なにはともあれ、目隠ししても曲がりくねった町中を進めるのは馬術のレベルの高さがあってこそだと思った。
やっと決断して出発。
森に囲まれた対岸には大きなお城があった。
観光地化されていない大きな城があるなんて、無数の古城が並ぶ川なだけある。
ついにやってきたシャンポール城
元気がなくて、どんな顔をすればいいのかわからなかった。
元気ないのが顔に出やすいタイプです。
正確に言うと、作り笑いしても笑ってないなと分かってしまうので真顔笑
外見はシュノンソーに引けを取らない大きさ。
スポンサーです。度々アピールしていきます
庭を走る馬車もあった。
自由に馬を操るのは楽しそうだ。
中にも入ったが、寝坊して時間が無かったのと、気落ちしてて気が乗らなかったので、€13払っても入ろうと思えなくて外見だけで満足した。
その代わりに食べたカシスアイスはうまかったなぁ。
城をあとにしてすぐ雨が降ってきた。
久々の小雨。むしろ体を冷やしたかったのであえてカッパは着なかった。
途中の森で1mは超えるであろう巨大イノシシを発見した。
全体は灰褐色。額に薄いばってんの模様があった。
もののけ姫に出てくるイノシシそのものだった。
よくよく考えてみれば普通の人はあれを見たら驚くだろう。
車に轢かれたり、何度も真っ暗闇でカンガルーに出会ったりしたら、初めての動物にむしろ感動するようになった。
これは度胸なのかな?笑
度胸がついたということにしておこう
シュノンソーの敷地は全て柵で覆われているみたいだ。
点在する門から出るしかない。この門の幅も狭く、車は交互通行するしかない。当時のままを残している。
細い道を抜けていると正面からきた車がそこで止まった
何かと思ったら
"日本人頑張れ!!"
と声をかけてくださった。
この時ももんもんと考えていたせいで反応におくれ、ありがとうございますといったまま過ぎてしまった。
なんで止まらなかったんだろう…なんとかこのブログの題名を僕の特徴を捉えたものに変えて、連絡取れないかな…と、考えていた。
時々道を間違えながら、なんとか約束の時間までに到着。
街の中心に位置するサンクロワ大聖堂。
あまりに大きくて、敷地内からでは写真を縦にしないと全て収まらなかった。
でも、この街の大通りといれても、悪くない。
大聖堂の裏方も見事な作りだ。
真下からの写真だと、写真左よりの上の塔が見えないのがおしい。
先程約束の時間と言ったのは、この日はお宅に泊めていただく許可が取れていたのだ。
久々のウォームシャワー泊。
ビビエンのお宅はこの大聖堂のすぐ近く。
一人暮らしの家の中はこんな感じ。
広すぎでしょ!ものがないし、何より綺麗!
荷物を運ぶのを手伝ってくれて、お話してから夕食を出してくれた。
フランスの美味しいパンをつけて食べるシンプルな料理だが、この右のトマトソースが絶品!
全て畑から取れた野菜を使ってビビアンが作ってくれたもので暑い日の冷えたトマトソースは僕の舌をうならせた。
おやつにメロンも出してくれて、おなかいっぱいになった。
ビビアンの仕事は自転車の出張整備士。
自転車の修理はお手の物。
なにか不具合あったら治してあげるよ。と、実にありがたすぎるお言葉を頂いたので甘えさせていただいた。
オーストラリアにいた時から、ペダルから異音がした。キーキーと擦れるような音なのだが、僕はこのペダルをばらす工具を持っていなかった。
グリスを足せばよかったこともわかっていたが、正しいか確信もなかったし、託させてもらった。
すると
見事に異音は無くなりました!!
快適なそらがかえってきた!
修理が終わると用事があるからといって、歯ブラシだけ持って妹の家に行った。
しかし、僕は用事ではないと思う。
一人暮らしのこの家にベッドはひとつしかない。
何も言っていなかったが、おそらく僕のためにベッドを貸してくれたのだ。
なんて紳士なんだ…
彼の妹の旦那さんは日本人。
日本にはかねてから行きたいと思っていたらしい。
日本に行く目的が出来たと言ってくれた。
僕に会うために
ビビアン。本当にありがとう。また日本で!