雲稜山荘
3時起きしたもののなんやかんや出発は6時前。
朝飯を食べたり、昨日お世話になった人たちとの別れを惜しんでいたらこんな時間にはなるものだ。
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急登<<崩落迂回
雲稜山荘からは魔の急登。
日本人で登った人の、どのブログを見ても
「しんどくて無言になった」
との記載があるこの区間を時々見える周りの山々に換気しながらあっさり登りきった。
昨日の19時到着のしんどさに比べたら屁でもなかったという意味なのだろうか
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乾季の花
僕らが登った8月は雨季であり、ベストシーズンは3月や11月の乾季。理由は気候が安定しているからと聞いたが、同じペースで昇っていたおば様から頂いた情報によると、春先はシャクナゲ(南湖杜鵑:なんふぅーとぅーしぇ)が咲き乱れるらしい
ちなみに、1月の山岳地帯ですら雪は無いらしい
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危険稜線
審馬陣小屋から上りきると稜線に出るのだが、
「誰もヘルメットしないの…?」
と思えるようなルートだった。
岩場は水で濡れ、手すりは根元から抜けている場所もあった。
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ゲコ
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南湖山荘
下りきり、南湖山群に囲まれる谷にたどり着くと、そこには本日の宿泊地、南湖山荘が。
「昨日に比べれば疲れなかった」が、なにも疲れなかった訳ではなく、あの危険な稜線でそこそこ消耗していたので、小屋が見えた時は嬉しかった。
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麓の天国
昼を食べながら、「東峰か主峰とっておく?」という話もあったのだが、なんだかんだゆっくりしていたり、日本人が物珍しいのか、山荘の人たちと話していたりしたら、4時頃になっていた。
泊まっている現地の人たちの意見と、自分らの感情も兼ねてこの時は「明日主峰だけとって帰る」という話になった。
※フラグ
しかし時々のぞかせる晴れ間にじっとテントに籠っているのももったいないので、行かないと決めた東峰の方面へ少しお散歩してみることにした。
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ここは谷間であり、東峰の麓までも登ったのだが、そこにあるカールは、針葉樹に囲まれながらそこだけ砂利が残っているような場所だった
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晴れの南湖山荘
山荘に戻る頃、ちょうど山荘を太陽が照らし、奥には南湖大山主峰の裾が見えた。
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明日はいよいよ主峰!
3時発を決め早めの就寝とした…