4/26-4/31
Kathmandu
ホテル移動
先日話していたように、ドミでの生活に疲れていた。
いくら一泊200円にしてもらい、いい人たちがいる宿といっても常に誰かと空間を共有する生活はつらくなった。
そういう意味でも自転車に乗っている時間は一人でぼーっとできる時間があるのも自転車好きの一員なのかもしれない。
自分で思っている以上に僕はコミュ障の陰キャだった(笑)
ので、先日ラジュに案内してもらった知り合いのホテルに移動することにした。
しかしロックダウン中でほかの宿から感染者の多い日本人が移動してくるのは受け入れてくれない宿も多かった。昨日訪れた宿でも、ご飯を食べに行っただけで煙たがられたので皆コロナに億劫になっている。
そりゃそうだが
しかし、不満をこのままにしたら耐えられない。
この日移動した理由は二つ。
一つは朝と夜の市場が繁盛してきて自粛空気が緩んでいたこと。
もう一つはヨーロッパ行のチャーター便がこの日の昼飛び立った。人の移動に乗じて、移動すれば移動を咎めにくいであろうということ。
滞在者が減ったホテルも経営困難になるであろうので、金づるを受け入れやすいと考えたからだ。
作戦はうまく成功した。昨晩移動してきていいか事前に受け入れ先のホテルに聞いていたのが大きい。
移動した先はシャンティゲストハウス。
このように屋上が非常に高く、景色のいい場所を選んだ
前のマウンテンバックパッカーは屋上に出ても他の建物より低いし、景色を見渡せなくて息苦しかった。
しかしこれより高い建物は隣の7階建ての日本食レストランの入っている高層ビル一つだけ。
屋上に立った瞬間自分は自然の中にいないと生きていけない体になったことを確信した。
まあ東京も昔よりはずいぶん好きになったけどね。
多国籍トランプ
このホテルのいいところは、屋上に常に人はいるのだが、皆でがやがやする時間もあれば、一人でダラダラする時間もあるということ。
一人の時間も欲しいといったが、人と話す時間も当然ほしい。
こんな感じで感じでトランプを使った遊びをよくやった。
特に仲良くなったドイツのミラとはご飯を食べに行ったり、
買い物や街中散歩もした。(このころは朝も出かけられるようになっていた)
あとは毎日やっていた筋トレも一回だけ一緒にやった。
ミラは初めて会った時からすごく好きな笑い方をすると思っていたのだが、何日か一緒に過ごすうちに彼女の笑い方が好きな理由が分かった。
2割くらいどこか寂しそうで、乗り越えたものがある上で8割は今を全力で楽しめている本気の笑い方だと感じた。
過去も受け入れて乗り越え、そんな人間の今を全力で楽しむ笑い方は僕の好きな笑い方で、めざしたいものだと思った。
憧れだと思った
次回は現地の暮らし編についてお話ししたいと思う