『彼女とスノボに行きまくりたい…!!!』
雪山という牢獄に囚われてしまったスノボ囚人の皆様方。こんにちは。
囚人代表はかきういです。
私は変態スキーヤー(正確にはフリースタイルテレマーカー)なのですが、本著では雪狂い=スノボというイメージを利用して、雪山という牢獄に囚われた遊びのことを"スノボ"と呼称させていただきます。ご承知おきください。
背景
この記事を書く目的について説明しておきましょう。
何を隠そう、私もこの記事に辿り着いた皆様と同じ、"スノボ狂"です。
理系学生時代は早朝バイトを終わらせてからスキー場に駆けつけ、閉業時間まで雪とたわむりつづけ、夜遅くから研究を始める生活。
社会人になって初めての冬は土日+平日ナイターの週3スキーで勤務で廃れた心を潤していた雪狂い野郎です。
片道1,5hの勤務後平日ナイターはストーリーにあげるたびに同期にどんびかれてたな…
スノボ狂の真価は夏の過ごし方顕著に現れると思っているのは私だけだろうか。
月一程度ではあるけどもスキーのオフトレ施設に通っていました。
それだけでは飽き足らず、空中の感覚を養うため、昨シーズン末から小学生に混じって市のトランポリンクラブに通い始めた。
社会人2年目。冬は週3でスノボ。夏は週2でトランポリン+たまにオフトレ施設。
練習体制だけで言えば磐石の体制で2023-24シーズンを迎えようとしております。
かつ、、!
彼女ができて初めての冬でもある。
スノボ狂野郎の永遠の課題を事前に洗いざらい確認し、事前に対策を打つことで最高の形で2023-24シーズンを楽しんでやろうじゃありませんか!
スノボが楽しい理由
スノボを好きになってもらうには、スノボを楽しいと感じてもらうこと。
これが真理ではないだろうか。
彼女に伝えられる「楽しい」は何であるか、一歳からスキー場で過ごし、スキースノボテレマークをどれも4年以上取り組んできた著者の経験をもとに洗いざらいしてみた。
- ⭐︎上手くなった(できないことができるようになった)時の喜び
- 高速で滑る時の疾走感
- 周囲の人に自分のテクを見せ、褒められた時
- 他の人ができないことができる喜び
- ⭐︎仲間とワイワイ楽しむ時間
- ⭐︎一日寒い中滑った後の温泉(サウナキメるとまじecstasy)
- 空中の浮遊感(フリースタイルに限る)
フリースタイルテレマークという誰も取り組む人がいないスタイルを3年貫いている著者からすると、4はかなり大きな要素であると感じる。
「スノボの楽しさは取り組んだ時間と二次関数の関係にある」と思っている。
その理由は、上手くなればなるほど、3や4が一気に増えるからだ。
ある程度自分の滑りに自信が持てるまで成長することが、本テーマのゴールとも言い換えることができる。
また、2は滑りを制御できた上での話なので、上手くなるまでは感じることが難しい
1と5(やや劣るが6)をいかに伝えられるかが決め手となるだろう。
スノボ嫌いあるある
なぜスノボに行かなくなるのかを整理しておくのは必須だろう
彼女にこう言わせないことが本テーマで絶対必須なテーマになる
嫌いになる理由をあらいざらいしてみよう
- スノボに行った時に嫌な経験をした
- 出不精
- 食わず嫌い
- ⭐︎道具が高い
「スノボで嫌な経験をした」ことで明確に嫌い判断し、いかなくなる人が大多数だろう。
「友達に誘われてスノボに行ってみたけど、◯◯だったからもう行きたくない」
この言葉を何回聞いたことか。
明確な対策のためスノボの「嫌な経験」についても深堀しよう
スノボで辛い瞬間
- ⭐︎転けてケツ等を強打した
- ⭐︎ひたすら寒い
- ⭐︎上手い人と一緒に行くとついていけないという悔しさ・劣等感
- ⭐︎上手い人が自分と一緒に行くと好きな場所に滑りに行けないと気にしてしまう
全て
もうスノボやりたくない、、、
と感じるには十分なパンチがありながら、この記事を読んでいるすべての人が共感できるのではないだろうか。
ただ、この四点はある程度回数をこなしていると必ず感じることがあるものだと思う。
「この四つを超える楽しさを覚えるまでは、この四つを感じさせない」
ことが決め手となるだろう。
辛いと感じさせない対策
では辛いと感じさせないためには何をすれば良いか。
- ヘルメットやダウンの手袋等の着用
- ヘルメットやダウンの手袋等の着用
- 何があっても彼女を置いてけぼりにして一人で楽しまない ※初めは特に
- 上級者で緩斜面が楽しいということを理解してもらう
圧倒的経験者と一緒に行く以上、道具のスペックの高さは痛い・寒いと感じさせないための最高の予防となる。
道具を貸したら自分が寒いって?
経験者はフィジカルでカバーしろ
3についてだが、今回問題にしているケースでは、本人は強くスノボに行きたいと思っていることはほぼなく、彼氏に連れてこられているという状態だろう。
そのような状態で一人放置されたらどう思うだろうか。
置いてけぼりだけは、断じてやってはいけない。
4についてだが、緩斜面での練習は心の底からだいすきだ。グラトリや微妙な地形の起伏で飛んで回すのはこの上なく楽しい。
かつ、緩斜面は基本的に初心者が練習する場所。
そこで派手な滑りを見せるのはこの上なく気持ちがいいものだ。
が、
滑走スキルについて劣等感を感じている相手は、滑りに付き合ってくれることを申し訳なく思い、上級者が緩斜面で籠っている=自分のために気を遣ってくれていると感じがちだろう。
自分より上手い人と一緒に行き、本当は自分が行きたくない上級コースに
いけるよ? 行っていいよ!
と強がったことはないだろうか。
それを感じさせないため、本気で緩斜面はいい練習になることと、その楽しみを理解してもらうことが必要だと思う。
個人分析
恋人との関係など、千差満別。
課題は同じでも対策は人それぞれ異なるものになると思う。
ということで、プライベートは出し過ぎないかつ、本課題に限った範囲で自分と彼女との現状の関係を整理してみましょう。
関係値
- 会社の時間とそれぞれの人付き合いを除いて生活を共にしている
- 価値観で受け入れられないところはない
- 山、キャンプ、トランポリン等夏の趣味はおおかた一致し、共に楽しめる。
日が比較的浅いということもあるだろうが、本課題を持っている人の中ではかなり優位な関係性にあると自負している。
性格
スノボを楽しむにあたって関係がありそうな彼女の性格も洗い出してみよう
- 超行動力あり(著者以上)
- アクティブ。外で遊ぶのが好き。休日丸一日家にいることはない。
- ⭐︎予定がなければ一緒に過ごしていたい派
- 釣りや自転車、ボルダリング等、あまり興味を示さない趣味もあり
- 「私の形で冬を楽しみたい」と言っていた
4より、「実際やらせてみないと分からなくね…?」と感じてしまったのが正直な感想。
5の言葉からもわかるが、彼女自身この冬明確にやりたいことが決まっているわけではないと思われる。
外遊びが好きでアウトドア派。かつ明確にやることは決まっていない。
スノボがつけ入る隙は十分にある。
最も注意しなければならないのは3だと思っている。一緒に過ごしたいと思ってくれているというのは、裏を返せば一人きりの時間を長くし過ぎるのはNGということだ。
つまり、彼女を置いて滑りに行きすぎることは絶対に避けねばならない。
素質
- スノボには年1-2で行く
- 怖がり(自称)。実は大胆な行動をしがち。
背景で述べた市のトランポリン教室は、彼女も一緒に通っている。そして著者より上手いのが現実だ。
はっきり言って、フリースタイルに関しては、なんやかんや初めて打つのが大の苦手だったり、感覚を忘れると全くできなくなる著者よりも断然上手いことが想像できる。
スノボ狂から言わせて貰えば、"勿体無い"意外の言葉が思い当たらないほどだ。
個性まとめ
怖がり•興味を示さない趣味もありということを除けば、スノボを楽しんでくれる余地は十分ありそうだ。
ポテンシャルも高く、正直教えてみたいという気持ちが勝る。
結論
上記⭐︎をつけた、初心者と滑りに行く上での重要事項から、彼女にスノボを楽しんでもらうためには、初心者には下記内容を実施するのがベストであると判断した
◾️道具
- ヘルメット/パッド等痛み軽減ツールの着用
- 浸水しない/暖かいウェアや手袋の装着
- 上記道具は著者がもちえる最高のものを貸す。
- 滑走日の環境を見て服装は指示する
- 金銭負担を最小限に抑える
- 可能な限り道具は貸す、割引を駆使する等
◾️デート時
- どれだけ誘惑があっても絶対に彼女を置いて行かない
- 上級者でも緩斜面が楽しいということを理解してもらうため、教えつつ自分も緩斜面の練習に本気で取り組む
- 相手の気持ちがついてこない頻度で滑りに行かない
◾️大勢
- グループで(できれば同じレベルの人も交えて)ワイワイ楽しみながら滑る機会を設ける
◾️個人
- 彼女を置いて滑りに行く頻度は極力減らす。
「滑りに行く頻度を減らす」という内容を二つも記載した。
スノボと彼女を両立するための記事を書いているのに、頻度を減らすことが最重要なんて元も子もないじゃないか!
という意見が飛んできそうだが、長期的に見ればそれは違う。
結論で述べた施策を実施し、彼女がスノボを楽しい!と思ってくれるようになり、滑りに行く頻度が増せば上手くなるのは時間の問題だ。
彼女があらゆるコースを楽しめるようになれば、自分が行きたい場所に彼女と共に行けるようになるのだ。
どうしても「初心者と緩斜面だけじゃ満足できない…。!」という人は、この最高の未来が達成できることを目標に彼女に寄り添い続ければいいのではないだろうか
まとめ
初めは金銭面、道具面は最大のフォローをしつつ、自分は緩斜面での練習と教育に専念。
不快に感じない頻度で定期的に雪山に通うことで上手くなる喜びを感じてもらう。
時にはグループで同じレベルの人も交えて滑ることで、ワイワイ楽しみながら滑る楽しみを知ってもらう。
彼女から離れず、相手の気持ちに合った頻度で連れて行き、自分は一人では滑りに行きすぎない。
これを厳守し続ければ、彼女が雪山に対して心を開いてくれる日は来るのではないだろうか。
その日が来ることを信じて、2023-24シーズンも雪山プライベートを両立し、楽しんで行きたい
もうスノボはいいかな…