

11/11
1:00起き 結論としてはほぼ寝れなかった
昨日準備した道具を身体につけて、かるーい朝食
パンとココアしかない
これだけで山頂にアタックするのか…と不安になる
下痢は治らないし
二人より一足先に出発
歩き出してまもなくの氷河でクランポンをつけ、ガイドのラミーロとザイルで繋がり、一心同体になって氷河を上る
後ろからついてくる2人
すぐそばを歩くので、休憩は一緒に
一度目の休憩で下痢で死にかけだったので頼んでいかせてもらった
今朝最終手段の下痢止めを飲んだので、その後ききだして無事登ることが出来た。
これが今回の最難関だった
まだ星が全然見える時間
休憩中暇で適当に置いて撮ったらラミーロにダメ出しされた
ちくしょう
標高5800を超えたあたりからラミーロが暴挙に出る
何度ふりかえっても僕がぴったりついてって、ビエン!(調子いい)といい、休憩中はおしゃべりしまくってたせいだろう
いい?
と聞くと、
なんとuの字に斜度をゆるくして昇るコースをそれ、ショートカットしだしたのだ
いやいや!ぼく一泊二日のプランだからアイスピッケル使う練習してないんですけど!
普通日本人は2泊3日でいく。
高度順応し、かつ一日目にピッケルの練習をするためだ
それでも登頂率5割を切るんだけど
話を戻して、初のピッケルでの雪山。容赦ないラミーろのペース
さすがにこれは疲れた
”いやラミーろちょっとはええよw”
というと、少しゆっくりにしてくれた。ありがたい
この頃には僕らは全登山客を抜かして一番上にいた
”プリマル(1番?)”
と聞くと、そうだぜぇと返してくれたので、間違いない。
そして6000mを超えたあたり
僕らは今度は右に進むコースを左に登りだした
”俺らは一番でめちゃくちゃ時間がある。たくみ強いからな。特別にワイナポトシのセカンドサミットに連れてってやる”
こんなに嬉しいことは無い。
そんな場所はツアーで行くなんて聞いたことない。
登ってみると、先人の足跡すらない。
だから辛いんだけど。
そうして日が昇るまだ40分ほど前
6080mワイナポトシのセカンドサミットに到達した
スマホもない。新カメラはフラッシュ無しなので、素人が取れば真っ暗
でもカッコイイ
右下に見えるのはラパスの街並み。夜でも光っている。都会だ
最後はラミーろと一緒に
その後尾根を辿ってメインのいただきを目指す。
そしてだんだん日が上がってきて
登頂!!
セカンドサミット行っても一番乗りだ!!
”おれが11/11に一番早くワイナポトシの山頂にたった男だ!!”
心から笑うと子供っぽいのか??
どう見ても女子中学生
左奥がセカンドサミット
ラミーロも楽しそう
ツアー客とこんな楽しそうに登って仕事してるガイドが羨ましい
客に写真撮って?ってお願いしちゃうガイドかわいすぎでしょ
ラミーロと。これが一番お気に入りかなぁ
日も上がってきた頃
2人も到着
カッコ良いでしょ?
アイゼン付けてると短い脚が多少長く見えるから良い
日が上がってきた
山頂には15分と言われたが、早く着いたせいか、やはり長居できた。
やったぜ
【続く】
《6088m #ワイナポトシ に登頂!》
日本人登頂率は五割を切るこの山へ高度順応なし最短最安一泊二日で目指しました
初の雪山&6000m級で不安はありましたが、山頂アタックした全員を抜かしてその日最速で山頂に到達
おかげで、僕だけもうひとつのサミットまで行かせてもらえました
最高の気分だ! pic.twitter.com/79ul6LKIpk
— こばたく@自転車世界一周in🇨🇱 (@smaileciyrcle) November 15, 2018
①②ワイナポトシセカンドサミット登頂
日の出前に到達したので真っ暗
右下の赤い光はラパスの街並③の左の頂きがセカンドサミット
④僕とガイドのラミーロがセカンドサミットへ登った時の足跡
僕とラミーロしか登頂してない pic.twitter.com/H1L0290NGQ— こばたく@自転車世界一周in🇨🇱 (@smaileciyrcle) November 15, 2018
同行したツアー仲間に恵まれた
一緒にツアー参加したスペインから来たハイロ&アーロンは山を登りまくるために一ヶ月の南米遠征に来ていた
ガイドが2人だったので、誰かが諦めてもアタック続行できる内容でツアーを選び参加したが…
お二人強くて全く問題なかった
二人過ごせて最高に楽しかった! pic.twitter.com/pW9PxbCnIw
— こばたく@自転車世界一周in🇨🇱 (@smaileciyrcle) November 16, 2018
【続く】


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