 
		
	世界一周の持ち物、何を持っていけばいいの?
そう感じているあなたへ。
 
		
	世界一周に行きたいけど、何を準備すればいいのか分からない
そう悩むのは当然です。
ほとんどの人にとって、世界一周は人生で初めての長期海外旅。
1年近くの旅となれば、衣食住すべてを“バックパックひとつ”に詰め込む必要があります。
もし必要な持ち物を忘れてしまえば、旅先で不便な思いをしたり、旅の継続が難しくなることも。
逆に荷物が多すぎれば、重すぎて行動の自由を奪われてしまいます。
だからこそ、「世界一周の持ち物選び」は旅の成功を左右する最重要ポイントなんです。
本記事では、自転車で世界一周を経験し、現在も夫婦で海外を放浪中の旅人・こばたくが、
実体験をもとに「本当に必要な世界一周の持ち物」をカテゴリー別に徹底解説します。
さらにこの記事を読んでくれた方限定で、
✅ そのまま使える世界一周持ち物チェックリスト(無料) を配布中!
このリストを使えば、
- 無駄な荷物を省きながら
- 自分に必要なものだけを厳選し
- 身軽で快適な世界一周をスタートできます。
この記事を元に荷物を準備し、夢の世界一周の最高のスタートを切りましょう!
目次
世界一周持ち物チェックリストの配布
 
		この記事を読んでくれた方限定で、
「世界一周の持ち物チェックリスト」スプレッドシート版を無料で共有します!
このスプレッドシートには、この記事で紹介している世界一周の持ち物すべてがリスト化されています。
さらに、あなたの旅スタイルに合わせてカスタマイズできるように設計されています。
事前準備
まずコピーを作成し、あなたのクラウドに保存してください。

 
		コピーしたファイルが、あなた専用の世界一周持ち物チェックリストとして使えるよ!
こちらのリンクからコピー版を入手することもできます
また、印刷して使用したい方はこちらからpdf版を入手することもできます
チェックリストの使い方
①「要不要判断」列で、不要だと思う持ち物のチェックを外します。

 
		再読み込みすると、その項目が自動的に非表示になるよ!
②荷物をコンパクトにしたい場合は、「重要度」の右横にある「▼マーク」を押して、優先度が高いもののみに絞り込んでください

この2つの操作だけで、
あなた専用の「世界一周に必要な持ち物リスト」が完成します。
このチェックリストを使えば、
✅ 荷物のムダを減らし
✅ 自分に本当に必要なアイテムだけを残し
✅ 旅の自由度を最大化できます。
使い方の詳細や、各カテゴリごとの具体的な持ち物リストはこのあとで紹介します。
続きの記事を読み進めて、あなたに最適な世界一周持ち物リストを完成させましょう!
世界一周の持ち物一覧
 
		ここからは10年に及ぶ海外旅の経験から、導き出した最善の持ち物リストを紹介します!
バックパックの選び方と容量の目安
結論から言うと、世界一周の持ち物は「40L以内・7kgまたは10kg以内」に収めるのが理想です。
なぜなら、機内持ち込みが可能なサイズであれば、LCC(格安航空)でも追加料金が不要になり、旅費と時間を大幅に節約できるからです。
実際、世界一周中はフライト移動が多く、預け荷物を利用すると片道で数千円〜1万円の費用が発生します。
さらに、到着後の荷物受け取りや紛失リスクも増えるため、旅の自由度が下がります。
バックパックを機内持ち込みサイズに抑えることは、「身軽さ=快適さ」に直結します。
具体的には、55×40×20cm以内・容量40L以下・重さ7kgまたは10kg以内が目安。
この範囲なら、宿のチェックイン前に荷物を持って観光できるかつ、手荷物として機内持ち込みできます。
逆に50Lを超えると、背負ったままの移動が苦しく、収納場所にも困る場面が増えます。
 
		ただし、PCや撮影機材が多いと50L以内に収めるのは難しいです。
バックパックは「登山用」から選ぶのがおすすめ!
50L前後の登山用のバックパックは、テントなどの多くの荷物を持って山を何日も歩くために作られています。
この強みは世界一周と全く同じです。
選び方のポイントは、「背面長(はいめんちょう)」と「腰ベルト」
背面長とは、背中にフィットするバックパックの高さのこと。これが合わないと肩や腰に負担がかかります。
腰ベルトがしっかりしているモデルを選ぶと、長時間の移動でも疲れにくくなります。
また、バックパックは実際に店頭に行って選ぶことをお勧めします。
理由はバックパックの背負いやすさは商品別の個人差があるから。
背面長と腰ベルトなどの背負いやすさを決める要素を知った上で、登山用品店に行き、実際に商品を試着することで自分に合ったバックパックを見つけましょう
バックパックの収納も商品によって全く異なるので、「どこのポケットに何を入れたいか」考えながら商品を見ると良いでしょう
荷物を簡単に持てるかつ、自分の身体に合ったバックパックを選ぶことで、ストレスのない世界一周にしましょう!
 
		OsplayやGregoryがバックパックの大手ブランド!
現状メーカーにこだわりがない人はこれらのメーカーからバックパックを探すといいよ!
こちらの記事ではバックパックの選び方についてさらに詳しくまとめています!
おすすめのバックパックを紹介します。
貴重品やクレジットカード

世界一周では、現金やカード、保険などの貴重品をしっかり準備しておくことが不可欠です。
海外では盗難や紛失のリスクが高いため、貴重品の管理方法や現地でのレート、保険の活用などを工夫することで、出費を最小限に抑えられます。
まず、WISEデビットカードは現地通貨への変換レートがわずか0.6%で、140カ国以上の通貨に送金可能です。さらに、月2万円までのATM引き出し手数料が無料なので、現地でキャッシュが足りなくなる心配も減ります。
レボリュートカードは平日限定ですが現地通貨への変換レート0%で利用でき、こちらも月2万円まで引き下ろし手数料無料です。
 
		現金をメインで使う国では、引き下ろし手数料月2万円では足りないので、二枚とも持っておくのがおすすめです!
加えて、海外旅行保険付きクレジットカードを持っていれば、盗難や病気などの緊急時にも保険が自動で適用され、複数枚持つことでリスク分散にもつながります。
最もおすすめの旅行保険付きクレジットカードは「エポスカード」
年会費無料のクレジットカードの中では、最も海外旅行保険が高額です!
 
そんな海外旅行保険最強のクレカについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をチェックしてください!
 
		カード付帯の保険ではなく、海外旅行保険に入るという方も、盗難された時に全く支払えるカードがないということにならないよう、サブのクレカとして持っておくことをおすすめします!
さらに、米ドルの現金を少額用意しておくと、ATMトラブルや盗難時でも全世界で両替可能なので安心です。
出発前に現金・カード・保険などの貴重品をしっかり揃えることで、安全かつスムーズな旅が実現します。安心して世界一周を楽しむために、これらのアイテムは必ずチェックして準備しましょう。
盗難防止

世界一周の旅では、盗難対策は必須です。
安心して旅を楽しむためには、荷物を守るための小物を必ず持ちましょう。
海外では予期せぬスリやひったくりが日常的に発生することがあるためです。特に、長時間移動するバスや夜行列車、観光地で荷物から目を離すシーンでは、盗難リスクが格段に高まります。
海外旅の経験から「これは必要!」と感じた厳選防犯グッズを紹介します!
まず南京錠はバックパックのチャックやドミトリー宿のロッカーに使用でき、手軽に防犯ができます。
次に、荷物をどうしても置きっぱなしにする場合はワイヤーロックで建物や固定物に繋ぐと安心です。
さらに、エアタグは紛失や盗難時にスマホで追跡可能な便利アイテム。財布用カード型やAnker製の手頃なモデルもあり、コストを抑えつつ活用できます。
加えて、パスポート入れ用ポーチやスキミング防止ケースは肌身離さず持つことで、カード情報や身分証の盗難を防げます。
最後に、ひったくり対策としてスマホ紐もおすすめ!ひったくり被害の多い西ヨーロッパでは現地民もつけているので、持っていくことを強くおすすめします!
盗難防止グッズを上手に組み合わせることで、荷物の安全と旅の安心感を最大化することができます。
 
		本記事で紹介している世界一周の持ち物の中でも優先度が高いアイテムなので、ぜひチェックしてみてください!
ガジェット類

現代の世界一周では、厳選されたガジェットを揃えてから旅を始めることが非常に重要です。
国ごとに電源環境や通信手段が異なるため、対応できる道具を事前に用意しておくことで、いざ出発した後「あの器具が足りない..」ということがないにしましょう。
海外のガジェットは、日本より高価かつ低品質なので、必要なものは全て日本で揃えるつもりで準備しましょう!
まず変換器は世界各国のコンセント形状に対応する必須アイテムです。
小さめのものを選ぶと、穴が小さく刺さらない問題を防げます。
 
		海外では凹んだ部分にコンセントがあることがあり、amazonに多くある大型の変換器だと刺さらない..なんてことが何度かありました。
大手通販サイトにおすすめとして上位表示されるものは、大型で重いことが多いので注意しましょう
次に充電器ですが、海外ではコンセントが高い位置や浮いた形状になっていることも多く、USBポートが複数あるものやType-C対応の高速充電器を持つと非常に便利です。
また、移動が多いかつスマホが情報を得るための最重要なツールになるこの時代、モバイルバッテリーは必須です。
中国の国内線では「3C」マークのないものは没収対象になるため注意が必要です。
充電ケーブルはType-Cを中心に準備することで、「夜寝ている時に充電できていなかった..!」ということがあっても、短時間で多くの充電を得ることができるのでおすすめです。充電器のプラグ数にあった数を準備すると、無駄な荷物になることもありません
通信面では、日本の電話番号をキープするSIMカードとしてpovoがおすすめです。
povoは必要時にパッケージと呼ばれる容量を購入することで使える独自の体制を保つsimなのですが、世界一周において最も役立つ点は「180日に最低一回パッケージを購入すれば、その電話番号を維持できる」という点にあります
パッケージの最低料金は110円なので、1年間の世界一周ならば220円で日本の電話番号を維持できます。
長期海外におけるpovoの魅力はこちらの記事でまとめてあります。
 
		その他大きな注意点があるので、購入前に必ずチェックするようにしましょう!
海外で使えるSIMは、圧倒的にesimがおすすめです。
陸路国境越えが多い世界一周において、入国した瞬間からsimを使えるというのは必須とも言えるメリットです。
esimの中でも200カ国以上に対応しているAiraloがおすすめです。SIM差し替え不要で手軽にネット接続できます。
詳細は下記記事にAiraloを選ぶべき理由をとことん語っているので、読んでみてください
夜行バスや飛行機で役立つイヤホンも忘れずに。ノイズキャンセリング付きなら快適な睡眠が確保できます。
今回紹介したガジェットの中で、最もおすすめのものをまとめました。
実際の旅の学びを活かしたガジェットをそろえておくことで、旅先でのトラブルや不便を大幅に減らせます。
 
		今回紹介している荷物の中でも優先度の高いアイテムですので、出国前に必ず揃えておくようにしましょう!
エチケットセット・日用品

日用品は、世界一周の持ち物の中でも「現地で買い足す前提」のアイテムです。
消耗品は世界中どこでも購入でき、荷物の重さやスペースを節約する方が旅が快適になるからです。
よって最初から大量に持っていく必要は全くありません。
シャンプー・ボディーソープ・化粧水などの液体は、小さなボトルに詰め替えて持ち歩くスタイルがベストです。
飛行機に乗る際全ての荷物を手荷物に収めるならば、全ての液体を100mlのボトルに収めましょう。
飛行機の手荷物ルールで「100ml以下」に制限されており、100mlを超えている場合は没収されてしまいます。
また、爪切りは意外と使用頻度が高く、ホテルの貸し出しがあるケースも聞いたことがないので必ず持参しましょう。
女性は生理用品も検討ポイントです。
月経カップは荷物が減るメリットがありますが、発展途上国では清潔な水が確保しにくい場所もあるため、使用シーンを選ぶ必要があります。初めての方はタンポンやナプキンも併用できるようにしておくと安心です。
さらに、ドライヤーは「どうせ宿にあるだろう」と思って持っていかない方も多いですが、ヨーロッパでも置いていない宿が普通にあります。
特に旅が長期になる場合、髪が普段より長くなる人も多いでしょう。そんな時、ドライヤーがないと風邪を引くリスクもあるので十分に検討の余地はあります。
海外のコンセントは日本と電圧が異なるため海外対応ドライヤーを購入する必要がある点には注意が必要です。
日用品は必要最低限だけ持ち、足りない分は旅先で補うのが賢い選択です。
とはいえ、使用頻度が高いものや衛生面で重要なアイテムは出発前に揃えておくと安心です。
説明した条件を満たした商品を厳選したので、下記のリストからコンパクトで旅向けの日用品をチェックしてみてください!
服・靴

服と靴は、今持っている“使い慣れたもの”&“古めのもの”を中心に最小限で持って行くのがベストです。
理由は、世界一周では多くの宿を移動するため、紛失リスクが高いうえ、荷物が多いとストレスが大きくなるからです。
旅の途中で「減らしたい」と思ったとき、気軽に手放せる服の方が圧倒的に楽に動けます。
旅を続けていると「結局よく使う服」が分かってきますし、世界中で買い足せるので、初めから余裕を残したパッキングを意識しましょう。
旅先のマーケットやローカルブランドで買い物するのも、楽しみのひとつです。
また、日差しが強い国ではサングラスと帽子は必須級。
日本では使わない人でも、紫外線が強い地域では目が開けられないほど眩しい場面があります。ただし、これらも現地購入が可能なので、こだわりがなければ現地調達でもOKです。
タオルは、速乾性タイプを1枚入れておきましょう。まれにタオルがない宿があり、雨に濡れた時やビーチ・温泉で使えるため、汎用性が高く便利です。
靴はトレッキングシューズ+履き心地の良いサンダルの2足がおすすめです。
街歩きや移動などの普段使いはサンダル、景色のいい場所などで山道を歩く時や寒い地方ではトレッキングシューズを履くという使い方がとても便利です。
まとめると、世界一周における服・靴は、使い慣れた最低限+現地で補うスタイルが最も快適です。
 
		旅を始めてから必要なものに出会う余裕を残して、軽さと自由度を手に入れましょう。
トレッキングシューズの滑りにくさとサンダルの履きやすさを兼ね揃えた、世界一周旅人御用達のシューズを紹介します!
薬

薬は、「すぐ必要になるものだけ最低限持つ」という方針がおすすめです。
理由は、旅中に体調を崩すタイミングは予測できず、薬を探す余裕もない場面が必ず訪れるからです。一方で、緊急性の低い薬は世界中の多くの国で手に入るかつ、帰国する時まで全く使わない薬が出てくるケースも多いため、無理に全てを持って行く必要はありません。
具体例としては、以下の薬が”即使う可能性が高い”ため持参推奨です。
緊急性が高い薬
- 痛み止め:頭痛・筋肉痛・発熱時に
- 下痢止め:日本ほどトイレ環境が良い国はない。特に長距離バス文化の国では重宝
- 整腸剤:水や食事が変わることでお腹を壊しやすくなるため
- 葛根湯や風邪薬:体調を崩しやすい人は早めのケア
これらは、コンビニや街薬局がすぐ見つからない国や、移動中で何も買えない状況で本領を発揮します。
特に腹痛関連は、東南アジアのような「つい食べ過ぎてしまう&辛いものが多い」地域では特に重宝します
一方で、湿布やサプリメントなどすぐ必要でないものは現地調達で十分。荷物を減らしつつ、必要な時に補えばOKです。
つまり、最初から大量に薬を持つ必要はなく、緊急時に使う分だけ持参する軽量ヘルスケア戦略がおすすめです
 
		いざという時に備えつつ、荷物は最小限に。
これが快適な世界一周の荷物準備の基本です!
洗濯用品

洗濯用品は、世界一周の持ち物の中でも「旅にかかるランニングコスト」を左右するアイテムです。
長期旅では“洗濯できるタイミング”が場所や宿次第になりがちです。
洗濯機が使える宿は非常に少数派です。なのでバックパッカー旅では、少量の衣類を手で頻繁に洗うことが多くなります。
なので洗濯用品を持ち歩けば、いつでも洗濯ができるのでおすすめです。
具体的には以下のアイテムが便利です。
世界一周に役立つ洗濯用品
- 洗濯紐:穴付きタイプがおすすめ。通常の紐だと洗濯物が滑って中央に寄ってしまいますが、穴があるとハンガーが固定されて快適。
- 洗濯バサミ:宿にあるとは限らず、あっても本数不足はよくあるケース。小さくても数個持つと安心。
- 洗濯ネット:洗濯だけでなく、使い終わった服の仕分けにも便利。靴下など小物の紛失防止にも最適。
- 洗濯用ロールバッグ:水と洗剤を入れて揉むだけで洗濯できるので、日々の洗濯が超時短!少量洗いに最適で、ランドリーがない宿でも問題なし。かさばるのが嫌なら、厚手のジップロックで代用+排水溝に蓋という方法も◎。
世界一周中の洗濯は「宿任せにしない」ことが旅のランニングコストを抑えるコツです。軽くて使い回しができる洗濯用品を揃えて、どこでも清潔をキープできる環境を整えておきましょう。
快適な旅のために、以下で紹介している旅向けコンパクト洗濯グッズも、ぜひチェックしてみてください。
書類印刷物

書類の印刷物は、いざという時の命綱です。
デジタル管理だけでは心もとない場面に備え、重要書類は紙でも準備しておきましょう。
長期の海外旅行中は、入国審査やトラブル対応など、紙の証明が必要になる機会が意外と多いからです。スマホが没収・盗難・充電切れした時、紙の書類があるだけで状況が一気に好転することがあります。
例えば、アフリカや南米など一部の国では「イエローカード(黄熱病ワクチン接種証明書)」が入国条件です。忘れると入国できない場合があるため必携です。
また、パスポート紛失時に必要な戸籍謄本や証明写真を持っておくと、大使館での再発行手続きが格段にスムーズになります。パスポートの再発行に使う証明写真は45mm×35mm・背景白なので、間違えないようにしましょう。
さらに、宿泊施設ではパスポート提示を求められることがありますが、パスポートコピーを提示すれば原本を不用意に持ち歩かずに済み、防犯面でも安心です。
紙の書類は“最悪の事態への保険”。世界一周の安心度を高めるうえで、準備しておきたい持ち物です。大切な旅を守るため、必要な書類は事前に印刷し、整理しておきましょう。
その他便利グッズ

本章で紹介するアイテムは、世界一周の持ち物の中でも「なくても旅はできるけど、あると圧倒的にラク」になる便利グッズです。
小さな工夫が、長期旅の快適さと安心感につながります。
長期旅行ではトラブルや予想外の状況がつきものです。書類関係から衛生用品、修理グッズまで、最小限そろえておくことで、時間とお金、そして精神的な余裕を守れます。
まず、ボールペン。機内での入国カード記入や、アライバルビザ手続きの際に確実に役立ちます。
普段使いの小物も意外と重要です。
例えばトートバッグは出かけた帰りにスーパーで買い物をするときや、洗濯物の一時保管にも便利です。
ジップロックは濡れ物や小物の整理に万能で、旅人の定番アイテムです。
衛生面ではウェットティッシュとポケットティッシュ。トイレに紙がない地域は珍しくないため、常に携帯しましょう。
海がきれいな場所へ行くならゴーグルがあると、何倍も楽しむことができるのでおすすめです。
“小さな備え”が世界一周を安心で快適な旅にしてくれます。ここで紹介したアイテムのうち、持っておきたいと感じたものは事前にそろえておきましょう。
必要な人だけ持っていく持ち物リスト
 
		ここからはあなたの旅のスタイルに合わせて、必要と判断した人は持っていくものの紹介です!
修理セット

修理セットは、「備えておくと長くものが使えるアイテム」です。小さなトラブルを即解決できるため、予定が狂うストレスを大幅に減らせます。
長期旅行では、バックパックの縫い目がほつれたり、靴底が剥がれたり、服や小物が破損することは珍しくありません。
こうしたトラブルは、現地で修理できない場合や高額になることもあります。そのため、簡単な応急処置ができる道具を持っておくことが安心につながります。
例えば、結束バンドはバックパックや小物を固定するのに便利です。
接着剤は靴や服の破損を一時的に補修でき、旅行先での困りごとをすぐに解決できます。
また、ソーイングセットがあれば、ボタンが取れたり小さな穴が空いた時も即座に対応可能です。軽量でコンパクトなセットを選べば荷物の邪魔にもなりません。
修理セットを持っておくことは、世界一周の旅を安心・快適にするための小さな投資です。予期せぬトラブルを恐れず、自由な旅を楽しむためには検討の余地は十分あります。
調理道具

節約しながら世界一周するなら、調理道具はぜひ持っていきましょう。特に物価の高いヨーロッパや北米では、自炊できるかどうかで食費が大きく変わります。また、味の好みが合わない国でも、日本の味を再現できるので安心です。
海外の宿はキッチン設備が不十分なことが多く、まな板がなかったり、ナイフが切れなかったりするケースが意外と多いです。最低限の調理道具があるだけで、どの国でもストレスなく自炊できます。
まな板は非常に便利です。ヨーロッパでも、まな板が置かれていない宿は珍しくありません。
例えば、十徳ナイフ(多機能ナイフ)は、切れないナイフしかない宿や、そもそもナイフが用意されていない宿で役立ちます。まれに宿に置かれていないワインオープナーや缶切りが付いているという点も重宝します。
宿に置かれていない可能性があるまな板も、検討の余地はあります。
調味料も重要です。特にコンソメやパウチタイプの味噌汁など、日本人向けの味付けができる調味料は非常に重宝します。海外の日本食材店でも置いていないことが多いため、日本で準備しておくのがおすすめです。特に液体系の味噌汁は、キャップタイプではなく、バッグ内爆発を防ぐために使い切りパウチタイプを選びましょう。
加えて、コッヘル(携帯鍋)とガスヘッドがあれば、キッチンがない宿でも調理が可能です。
予約サイトに「キッチンあり」と書かれていても、実際には使えないケースが数多くありました。道具を持っていれば、宿選びの自由度が上がり、食事にも困りません。ただし、火器使用は必ず宿のオーナーに確認してください。
自炊環境を自分で作れると、食費を節約できるだけでなく、心の余裕や旅の自由度も高まります。世界一周では、「小さな調理道具が大きな自由を生む」と覚えておきましょう。
世界一周におすすめの軽量・コンパクトな調理道具は、下記リンクからチェックできます。旅先でも快適に自炊したい方は、ぜひ参考にしてください。
フライト関連グッズ

長時間移動が多い世界一周では、フライト関連グッズを揃えておくと旅の快適さが大きく変わります。特に夜行便や空港泊のシーンでは、ちょっとした準備が疲労度に直結します。
やはり、機内で快適に眠れるネックピローやアイマスクがおすすめです。
周囲の光や姿勢による疲れを防ぎ、到着後のコンディションを整えられます。さらに、寝袋があると空港泊や早朝到着の夜行バスでも快適に休めます。世界一周の持ち物の中でも、移動ストレスを減らすキーアイテムです。
移動時間を休息時間に変えて、旅をもっと快適にしましょう!
撮影機材

世界一周でしか出会えない圧巻の絶景や、人生に一度きりの瞬間。それを最高の形で残したいなら、カメラを持っていく価値は十分あります。
ただし、長期の旅では“カメラ本体だけ”では不十分です。日々撮り溜まっていく膨大なデータや、万が一に備えた予備機材の準備も必要になります。
まず重要なのが 外付けHDD。
HDD(ハードディスク)とは、撮影データを保存する外部ストレージのことです。
近年はSNSで動画を投稿する旅人も増えていますが、動画撮影をする場合、カメラに入れているSDカードだけでは容量がすぐにいっぱいになります。
特に長期旅行なら、撮影データを安全にバックアップできる外付けHDDは必須アイテムです。
目安として、1年間の旅なら1TBあると安心。
移動中でもサッとデータを移せる、USB給電なしで使えるコンパクトタイプを選ぶようにしましょう
また、SDカードは突然故障するリスクが高いため、必ず予備を持っておきましょう。またカメラのモデルによっては、使用できるSDカードのモデルが限られているものもあるので必ず確認するようにしましょう。
カメラを持つということは、データ管理やバックアップまで含めた“撮影環境の準備”が必要だということ。
その前提を理解して準備を進めれば、旅の思い出を確実に美しいまま残せます。
 
		ここで紹介した道具に加え、旅×カメラ歴10年のこばたくが旅にイチオシの軽量かつ比較的安価のおすすめカメラも紹介します!
アウトドア用品

とにかく登山を中心にアウトドアを楽しみたい、そして世界一周中も山の中でテント泊をしたい——そんな旅人にはキャンプギアの持参がおすすめです。
ただし、テント・シュラフ・クッカーなどの道具はどうしても重量が増え、移動の負担も大きくなります。十分に検討した上で装備を決めましょう。
確かに、アウトドア装備を持っていけば野宿やキャンプ場に泊まり、宿泊費を大きく節約できるというメリットがあります。
一方で、カウチサーフィンなどほぼ無料の宿泊サービスを活用すれば、テントに頼らずとも費用を抑えることは可能です。そのため、安全面のリスクを伴うテント泊の頻度は、実際には思ったより少なくなります。
アウトドア経験者の方なら、普段使いのギアの中から“本当に必要なものだけ”厳選して持っていくことをおすすめします。
最後に、参考までに僕が愛用しているおすすめギアも紹介しています。準備のヒントにしていただければ嬉しいです。
まとめ|必要最低限で旅の自由度を最大化する
いかがだったでしょうか。
最後にこの記事で紹介した持ち物と、それぞれの選び方のコツについて振り返りましょう
世界一周 持ち物 まとめ
- バックパック
 ▷55×40×20cm &7kg以内がオススメ。店頭で選ぼう!
- 貴重品
 ▷WiseデビットとRevoluteカードは作るべき!米ドルを持っておこう!
- 盗難防止
 ▷防犯用の鍵も忘れず!クレカやパスポートはスキミング防止ケースに!
- ガジェット
 ▷日本製品が世界最安かつ高品質なので、完璧な準備を!
- 日用品
 ▷旅中買い足す前提で準備!液体は100ml以内にしよう!
- 服
 ▷迷ったら少なめに持って行く!
- 靴
 ▷トレッキングシューズとサンダルの二足もちがおすすめ!
- 薬
 ▷緊急性の高い薬以外は現地購入!
- 書類
 ▷ワクチン証明必須!パスポート再発行用の書類を持っておくと🌸
- その他
 ▷海の綺麗な場所でゴーグルがあると最高!
- 修理
 ▷接着剤やソーイングセットがあると即修理できる
- フライト用
 ▷快適な睡眠が欲しい人はネックピロー&フェイスマスク
- 撮影
 ▷動画撮影が多くなるなら外付けHDDを持つべき
- アウトドア
 ▷山中テント泊をしたい自然ガチ勢は持つべき
世界一周の持ち物は「多ければ安心」ではなく、自分の旅のスタイルに合わせて最適化することが成功のポイントです。
 
		必要な物を厳選し、使わない荷物は現地で手放し、足りない物は現地で買い足す。これがストレスなく旅を続けるコツです。
この記事では、バックパック選びからガジェット、衣類、アウトドア装備まで、実体験をもとに「本当に必要な持ち物」を紹介しました。
チェックリストを活用し、あなた自身の優先度に合わせて取捨選択すれば、身軽で快適な世界一周の準備が整います。
旅の準備は大変ですが、その時間も含めて世界一周の楽しみの一部。
この記事が、あなたの旅をもっと自由で、ワクワクするものにする手助けになれば嬉しいです。
最後に、記事内で紹介したアイテムは、長期旅でも信頼できる厳選ギアです。
迷ったら経験者から得た情報をもとに持ち物を決めることが失敗しないコツ。気になるアイテムがあれば、先ほどのまとめからタップして振り返ってみてください。
あなたの世界一周が、最高の冒険になることを祈っています
 
		
	
































 
									 
								
													 
								
													 
								
													