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高校の部活の夢で目が覚めた。
朝食はパスタ。
トマトソースが終わってしまい、塩コショウをかけた。多少値が張っても違うものたべよう。昨日の鳥が残っていたのは幸いだ
トマトソースは初めに買ったピザソースのこのボトルあがお気に入り。ここに毎回移して使っている。
獲得標高3600m
今後の予定を決めていると、重大な事実に気づいた。
トコロアからタウポ・トンガリロ国立公園突破までの獲得標高が3600mある。
そのうえ、距離にして最短580km
なんとしても16日までにクライストチャーチにつかなければならない。
よし。きめた。
トロコアまでヒッチハイクしよう👍
キャンピングカーのおじちゃんに話しかけると紙とマジック・養生テープを貸してくれた。
A4の紙しか持ってなかったのだが、もっと大きいのが欲しいんだ!と言うと、全部揃えてきてくれた。
彼の名前はディナス。
本当に感謝しかない。頑張るぞ!
この日も出発は10:00前。
ヒッチハイク👍
すぐ気づいた。
見えないだろうな…
ここはハイウェイ。制限速度100km/hだった。看板出しても見えないだろう…それでも乗用車のお兄さんが止まってくれた。
ごめん。自転車があるんだ😫🙏
次の街まで15km自転車で行くことにした。今日は本当に天気がいい。丘の上の道で見晴らしがとても良かった。
ティラウに到着。
入口の一車線になる所でヒッチハイク。
看板は見えるようだ。何かしらのリアクションをしてくれる。
数分後、歩いてきたお兄さん
"トロントまでなら乗せてってあげるよ!"
やった!ありがとう!
彼はニック。
中国人だが、22の時に初めて来た🇳🇿に惚れて15年もの間住んでいる。出張の洋服屋さんをやっていて、通路にそのまま自転車を入れさせてもらった。
自転車は男二人が踏ん張らないと乗らなかった😅
途中プタルルという街で仕事があるので30分待機。格安スーパーカウントダウンを発見!買い出しする。ヒッチハイク中に買い出しまでさせてもらえるなんて、最高か?
トロントで下ろしてもらう。ありがと!ニック👋
軽くパンを食べてから続けてヒッチハイクしていると、体の大きな黒人のおじちゃんに声をかけられた。怒られるかと身構えると
"そこは黄色い線だから止まれないぜ!もっと奥なら線ないよ!"
と教えてくれた。かつ、激励してくれた。
いい人ばっかじゃん。
忘れていた。少し先に行くともうハイウェイ。車から看板は見えない。
また次の街まで行くことにする。
漕ぎ続けること数十分、一向につかないと思い、地図を見るとすぎていた。
どうやら街は一号沿いではなかったようだ。
優柔不断な僕はここでもう一度考える。
温泉地に行くなら苦労して行かないと自転車旅の良さがないではないか。
1100m登ることにする。
案の定、ひたすらアップダウンを繰り返した。
今までの旅装備ならばくだりの勢いで登りきれた程度の斜度でも、登りに入った途端、急減速する。
工事中の砂利はハンドルを取られる。
工事中のおばちゃんに癒されることもあり。お店もひとつもないのでただひたすら進む。
ふと地図を見た時にはゴール手前
1100m登りきったぞ!!
北島一の観光地フカ滝
時刻は19:00フカ滝を見に行く。
毎秒20万ℓ川に流れ出ているらしい。桁が大きすぎる。
ビューポイントに行くと、いきなり目が合った女の子と話した。
超ノリがいい彼女はハミルトンの留学生YI。
世界各国から集まった留学生の友達と観光に来ていた。輪の中に混じってたくさん話した。
"プロなの!?"と聞かれたりもした。一緒に写真を撮ってさよなら。
(後々知った話だが、一番右の彼は留学生では無いらしい。ノリの良すぎる観光客(笑))
二人きりになって、この集合写真を撮ってくれた彼に話しかけた。
彼はJerry。
スロバキア人だが、オークランドに住んでいる。サッカーが好きすぎて世界中を飛び回ったこともあるとか。日本も2日だけ来てくれたって!
一番嬉しかったのは
"毎日フリーキャンプ場&川体洗い"
同士よ!!
英語も聞きやすく、体を洗う話のあたりはとても盛り上がった。Jerryに教えて貰ったフリーキャンプ場へ行く。ありがとJerry
Reid Farm
テントを建てているキャンプ場はあまりなかった。ここは僕のような旅人・車が沢山いた。
高台のしばの上で寝ることにした。水道がないので、フカ滝の上流の水で沐浴した。めちゃめちゃ冷たい。水を組みながらフランス人のお父さんとと話した。
この日の夕食もパスタ。
いい加減変えよう…
走行距離 86.46km