Day284⑴ チャリダー達の船旅

オヒギンス▶チリアルゼンチン国境▶アルゼンチン入国
早朝から3日間世話になったチャリダー宿moscoにチャリが並ぶ。
みな一斉に7km離れた7:30出発のフェリー乗り場まで向かうのだ
かなり後発だった。違う宿から出てきたたくましい赤のチャリのおっちゃんをオヒギンス南端でぬいた。
この時はこのおっちゃんと数日共に過ごすことになろうとは思ってもいなかった。
この道は港まで続く一本道
そして6日ぶりの出航を待ちわびたチャリダーが一斉に向かうものだから、朝も早いのに道はチャリだらけ
僕はフランス人家族といっしょに港を目指した。
この家族もすごくて七ヶ月旅を続けているのだが、なんと娘さんは11歳
大人びて見えるが
やはり海外の旅行欲というか、チャレンジ精神は非常に高い
日本人も是非こんなひとたちをあたりまえに容認する社会になってほしいものだ。
それかいっそのこと海外に移住してしまいたい。
お父さんとばかり話していたが、じてんしゃは三人ともこの旅のために大手アウトドア用品店デカトロンでさっくり決めたというのだから驚きだ。
そうこう話しているうちにすぐ港に到着
この右の看板がアウストラル街道を走破した証の看板だ
全自走ショートカットなしでアウストラル街道走破だ!!
この手前の3人がフランス人家族
ちなみに真ん中奥にいるのが本日で3度目のエンカウントとなるとイザベルとフィリップだ
船に乗り込む
少し見にくいが、自転車用のスロープがないため10台以上の
チャリとすべての重量装備をチャリダーとクルーが協力して積む
全ての自転車を固めると、改めて強いチャリが集まっていると思った。
ここにある全てのチャリがアウストラル街道を縦断し汚れや傷が至る所に刻まれている
出航!
湖はエメラルド色
天気も快晴だ
...風は非常に強いけど
船の船尾のチリ国旗が快晴の湖にたなびく
ちゃりだー同士もクルーもみんな一緒になって話している
こんな辺境の地に来る変人たち
誰と話してもあっという間に仲良くなれる
この屋上の風の強いこと強いこと
そういえば船首地下一階にキッチンがあったのは驚いた
moscoで作ったチキンを船内で食べ昼食とした
到着
アルゼンチンを目指す多くのチャリダーはここで降りる
いきで話したフランス人家族はこの湖の西に広がる氷河ツアーに申し込んでいたためここでお別れ
というかこんな辺境の地に自転車で来る超クレイジー以外の一般人はこの氷河目当てにオヒギンスにやってくるんだけどね。。。笑
従業員さんの荷物は船から下ろしたらなんとショベルカーにつめていくではないか
こいつで国境の従業員まで届けるっていうんだから笑ってしまう
僕が出発したのはほぼ最後
3回目の再再会をしたイザベルとフィリップは昼ごはんを食べてからいくんだって
この写真この旅の中でもベストオブスマイル
とってもいい写真でかなり気に入っている
アルゼンチン出国管理局まで1キロほどなのにずいぶん登らされる
が、ご覧の絶景
見とれてればあっさりついてしまうものだ
まあ斜度えぐ過ぎて乗れないんですけどね!場所によってはね
管理局
既に大量の自転車
自転車用の駐輪場がこんなとこにあるって
というか、こんなものが用意されるほど自転車しかきてないのにも笑ってしまう
そうこうしてるとイザベルと
フィリップに追いつかれた
本当にいい顔してくれるなぁ
まだ気が早いけど、また何処かで再会したいと心の底から思っていた
【続く】
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